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住まい

東急不動産の住まいにかかわる事業

◆記事のタイトルをクリックすると詳細をご覧いただけます。

2005

住宅事業の「くらしNAVI」が始動

当社の住宅事業本部では、2001年に、お客様の「次」のニーズに応え進化し続けるマンションづくりのグランドコンセプトとして「NEXT-ing」を策定し、主にハード面での取り組みを進めてきた。2005年1月、同コンセプトを、お客様の立場に立ったソフトサービスにまで広げ、モデルルームへのご来場からご契約、さらにはご入居後までを含めた独自のサポートプログラム「くらしNAVI」を展開することとした。

マンション管理(東急コミュニティー)、インテリアコンサルティング(東急アメニックス)、またDIYの提案(東急ハンズ)など、当社グループが擁する暮らしに関するプロフェッショナルの幅広い知恵と経験を集め、生活設計に役立つセミナーの開催や、工事現場の見学会、居住者のコミュニティー形成に配慮したイベントの開催などを通じお客様のトータル・ライフスタイル・サポートの実現を企図した。

以後、「くらしNAVI」はサービスの拡充を進め、2011年9月には、それまで別途展開されていた、東急コミュニティーの駆けつけお手伝いサービス「家族力・プラス〜ブランズプレミアム〜」や、東急こすもす会*の「グループ施設優待サービス」、またイーウェルのパッケージ型福利厚生サービス「TLCプレミアムWELBOX」など、グループ各社のサービスを含めた総称として、「BRANZサポート」に改称した。さらに2013年には、BRANZに関する専門の研修を受け、優れた知識と経験を持つ営業担当者「BRANZエキスパート」を設置し、売却・購入時のサポート体制を強化するなど、当社の住宅事業におけるサポートサービスの枠組みの拡大を図っている。

*当社と東急リバブルがユーザー会員を対象に提供するハウジングサークル。同会の運営は、2社を代表して東急リバブルが担っている。

2005

「THE TOKYO TOWERS」販売

2005年7月、当社と住友商事、オリックス不動産、および当社が設立した特定目的会社の共同事業によるタワーマンション「THE TOKYO TOWERS」(都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩5分)の販売が開始された。全2,799戸、58建てのツインタワーで、東京都内の分譲マンションとして当時の最高層であった。名称は、「東京を代表するマンションを」という計画のコンセプトを反映させたものである。

当社が建築関係を全面的に担当し、住友商事が再開発関係の折衝を含む全体監修、そしてオリックス不動産が販売プロモーションという分担で事業を推進した。当社は、プロジェクトへの参画決定から着工までの約9カ月という短期間に、多彩な居室タイプや充実した共用施設のプランをまとめた。

当時、勝どきを含む湾岸エリアでは、複数の競合大手が大規模な供給を控えており、「湾岸戦争」と呼ばれる状況を呈していた。そのため、通常の進行よりも半年〜1年ほど前倒しで販売を開始することとし、2005年1月頃より、"I LOVE NEW TOKYO"というキャッチコピーの元、ハリウッド俳優をイメージキャラクターに起用し、テレビ、新聞、電車の車内広告など、あらゆる媒体を活用した大々的な宣伝活動を展開した。販売開始後、わずか16カ月間で、分譲全戸の完売を果たした。

THE TOKYO TOWERS

2006

「ブランズガーデン」シリーズ第1号誕生

2006年度に、当社の住宅事業はブランドステートメント「上質という未来へ」を策定、併せて、マンション・戸建て共通の旗艦ブランドとして「ブランズ」を導入し、戸建て住宅においては、「ブランズガーデン」を統一ブランドに採用した。

2006年4月、東京・八王子市に同シリーズの第1号となる「ブランズガーデン南大沢」(京王相模原線「南大沢」駅から京王バス南約6分)が竣工した。同物件は、当社と東急ホームの共同分譲事業で、東京都が造成およびインフラ工事を行った土地をコンペにより取得した。

総開発面積約2万㎡の50%以上が緑地または道路であり、全34戸の両面を道路として高い採光性を確保した。また物件は全て輸入瓦を用いた南欧風の外観に統一したうえで、北側の眺望を楽しむ2階浴室プランや収納量を重視したプラン、ペットの足洗い場のあるプランなど、各棟にテーマを設定した。設備仕様の面では、首都圏の戸建てとしては初めて東京ガスの「エコウィル(天然ガスを用いて各家庭で電気を発電)」を採用したほか、雨水を再利用するための天水桶を全戸に設置し、環境との共生に配慮した。

第1期販売物件13戸は、同年6月中に完売。さらに、第1期2次販売(12戸)および第2期販売(9戸)も好調に推移し、供給後11カ月で完売を果たした。

ブランズガーデン南大沢

2007

「ブランズ美しが丘2丁目」竣工

2007年2月、横浜市青葉区美しが丘に、同エリアのブランズ第1号となる「ブランズ美しが丘2丁目」(地上5階建・全33戸)が竣工した。

東西に伸びる南面の道路沿いという立地の良さを活かし、「プライバシーと開放性を両立した私邸」をコンセプトに計画された同物件は、外廊下側の居室には窓の代わりに大きな吹き抜けを設けてプライバシーに配慮しながら高い採光性を確保したほか、緑の並木と向き合う南側の居室は柱と梁を室内に出さない「フラットビーム構造」によって開口部を広くとり、空間に開放感を持たせた。また防犯面においては、ポーチに天井までの格子の鍵付き扉を配して、建物の入口、玄関の扉と併せて三重のロックを設けた。

同物件は2005年下期の本部内モデルコンペで金賞を受賞。モデルルームは、「熟年夫婦の住まい」を想定し、お互いがそれぞれの時間を大切にしながらも、夫婦が共に安らげる空間を作り出すことに重きを置いた。供給月内で契約完売し、2007年3月に引き渡しを完了した。最終的に、買収時利益改善200%を達成し、本部貢献賞も受賞した。

ブランズ美しが丘2丁目

2007

建替事業第1号「ブランズ赤坂」竣工

2007年9月、東京都港区赤坂に、住宅事業本部のマンション建替事業における第1号物件「ブランズ赤坂」(地下2階・地上10階建、全64戸)が竣工した。1957年に当時の日本では珍しかったメゾネットタイプの分譲マンションとして誕生した「赤坂コーポラス」の建替物件である。

2002年11月、当社は「赤坂コーポラス」の管理組合が主催する建替コンペで選定された。当初、全地権者の合意を前提とする等価交換による建替えを進めていたが、難航し、同年12月に施行された「マンション建替えの円滑化等に関する法律」(通称「円滑化法」。地権者4/5以上の賛成により建替えが認可される)を適用することとなった。2004年2月に管理組合で建替決議が成立し、最終的には全地権者の合意のもと、同年10月、東京都より同法による建替組合設立認可を取得した。首都圏では初めて円滑化法を適用した組合施行による民間分譲マンション事例として、2005年9月に解体工事を開始した。

「ブランズ赤坂」は、2007年12月より、千代田線「赤坂」駅まで徒歩5分という交通利便性と、赤坂氷川神社の森に隣接する希少な立地の魅力を前面に押し出し、新しい都心と古き良き都心が融合する景観を「OLD&NEW」というコンセプトに託して販売を開始した。

ブランズ赤坂

2008

「ブランズ西大津レイクテラス」の販売

2008年3月、当社の関西支店は、滋賀県大津市で「ブランズ西大津レイクテラス」(地上20階建、全207戸)の販売を開始した。琵琶湖畔に建つ同物件は、2007年3月に同市に竣工した「ブランズ西大津レイクフロント」(地上19階建、全275戸)の第2弾プロジェクトにあたり、第1弾のレイクフロントと同様、一つ上の生活を求める層をターゲットとし、琵琶湖のリゾート感溢れる景観の魅力を前面に打ち出した。

両物件はいずれも、水や太陽、緑がおりなす"癒やし"のリゾートを再現するため、バリのリゾートスタイルをコンセプトに、実際に現地への視察を重ねながら仕様をまとめた。通常より広い2.3mの「バルコニー」、開放感のある「センターオープンサッシ」、琵琶湖を臨む「ビューバスプラン」の3点を特徴とし、互いの景観を尊重する配棟計画を行った。

レイクテラスは、全戸を琵琶湖に面する南東向きとしたほか、顧客の年齢層を考慮してユニバーサルデザインを採用した。販売状況は順調に推移し、レイクフロントとともに、琵琶湖隣接エリアの不動産市場で圧倒的な存在感を示した。

ブランズ西大津レイクテラス

2008

「キャピタルマークタワー」がグッドデザイン賞を受賞

2008年10月、当社と、安田不動産、三菱地所、昭栄、サンケイビルの5社共同事業による、東京都港区芝浦の分譲マンション「キャピタルマークタワー」が、(財)日本産業デザイン振興会主催の「2008年度グッドデザイン賞(生活領域「戸建て・集合住宅」部門)」を受賞した。2007年12月に竣工した同物件は、地上47階建、全869戸の超高層マンションで、シンメトリーなトライアングルフォルムを特徴とする。

"Tower Realism"をコンセプトとして、立地、規模、フォルム、眺望、設備、構造など、都心の超高層マンションが有する価値の一つひとつを具現化する物件をつくることを目標に開発を進めた。建物の外観に、三角形状から多角形状の変化をつけることで、タワー物件が多い同エリア内で独自性を確立するとともに、住戸の採光、通風性、コーナー住戸率の向上を実現した。また安全性の確保のため、最新の免震構造と、オール電化を採用したほか、共用施設として、フィットネスルーム、シアタールーム、保育所などを設置した。

2005年7月の第1期販売で、総戸数の半数超の440戸を販売した。

キャピタルマークタワー外観

キャピタルマークタワー空撮

2009

「プリズムタワー」竣工

2009年3月、東京都目黒区大橋に「プリズムタワー」(地上27階建、全219戸)が竣工した。

2003年に、東京都は、高速道路・大橋ジャンクション(以下JCT)の整備と一体となった大橋地区第二種市街地再開発事業の推進にあたり、民間のノウハウの吸収を目的として勉強会を開催、当社は同会のメンバーに選出された。2005年2月、事業協力者選定のコンペにより、当社と東急コミュニティー、大成建設、東京急行電鉄、有楽土地の5社によるグループと、三井不動産と大林組の2社によるグループが事業協力者に選定され、翌2006年8月には、事業協力者のうち当社を含む4社が特定建設者に選定された。

同物件はJCTに隣接し、目黒川、首都高、国道246号線に三方を囲まれた三角地帯に建てられているため、川の眺望やJCTの上空の抜けを利用したトライアングルタワーを採用し、全住戸の主開口を南側に配する建物計画を行った。また、街づくりの観点から、目黒川沿いの歩行者の回遊性の確保やエリアの賑わい創出にも取り組んだ。販売に際しては、代官山、中目黒などに隣接していることから「クール&カジュアル」をテーマに広告を展開、物件の希少性から、資産価値の面でも注目を集めることとなった。

2010

「あすみが丘東」地区竣工

2010年11月、千葉市緑区土気町における「土気東特定土地区画整理事業」(「あすみが丘東」区画整理)が竣工した。85haに及ぶ同事業の完成により、1997年に竣工した土気南の区画整理事業(現「あすみが丘」)とあわせておよそ400haの区画整理が完了した。

同事業の立ち上がりは、1992年、あすみが丘の完成後、同地区の資産価値の上昇を目の当たりにした地権者より、区画整理の打診を受けたことであった。同年に政令指定都市となった千葉市が、当時の自治省の要請で人口を100万人まで増やすことを目標に、インフラ整備に積極的だったこともあり、上下水道の整備も滞りなく進んだ。

立ち上がりこそ順調だった同事業であったが、その後バブル崩壊後の土地価格の下落によって、事業費が不足し、2005年には再減歩が避けられない事態となった。地権者からの反発を受けながらも、「三方(地権者、行政、デベロッパー)一両損」をキーワードにこの難局を振り切り、20年にも及んだ大事業に終止符を打つこととなった。

「あすみが丘東」(JR外房線「土気」駅徒歩20〜24分)は、およそ100haの規模を誇る緑豊かな総合公園「昭和の森公園」に隣接し、2002年以降、当社は同地区において建売分譲住宅「ブランズガーデンあすみが丘東」の供給を開始した。「Isletta」(全33戸)、「Millcreek Village」(全34戸)、「The PARK」(全93戸)、「Mode Place」(全156戸)、「Front Square」(全72戸)、「THE GRAND」(全18戸)等、多彩な商品開発を展開し、2014年2月現在も供給中である。このうち「THE GRAND」については、当社のマンション事業が先行して推進していた環境配慮活動「BRANZ GREEN PROJECT」の、戸建事業における第1号プロジェクトとして、全棟に、太陽光発電システムやヒートポンプ式温水床暖房等の自然エネルギーを活用した設備仕様を導入し、環境性と経済性の両面に配慮する戸建て街区とした。

あすみが丘東

THE GRAND

2011

「和泉府中レジデンスタワー」竣工前完売

2011年3月、JR阪和線「和泉府中」駅前に、当社と三井不動産レジデンシャルが共同で開発したタワー型分譲マンション「和泉府中レジデンスタワー」(地上20階建・全150戸)が竣工した。同物件は、和泉市が、活力とうるおいのある街づくりを目指して施行した「和泉府中駅東第一地区第二種市街地再開発事業」(通称「フチュール和泉」)の一環として、商業公益棟および駐車場棟とともに計画されたもので、同市では初めての、20階建以上の分譲マンションの供給事例となった。駐車場棟を挟んで建つ商業公益棟には、スーパーマーケットやクリニックのほか、フィットネスクラブや市立図書館が入った。

2010年3月より販売を開始し、駅前の交通至便性や、低額で利用可能な自走式駐車場、省エネ設備の搭載などの点が評価され、竣工前に全戸が完売した。2013年5月、「和泉府中」駅のリニューアルが完了し、歩行者デッキにより同駅と直結した。

和泉府中レジデンスタワー

2011

渋谷東急プラザ内に「BRANZ Gallery」オープン

2011年9月、当社は、「渋谷東急プラザ」(現・東急プラザ 渋谷)7階に、分譲住宅マンションブランド「BRANZ」の情報発信拠点として「BRANZ Gallery」をオープンした。住宅事業本部は、前年の8月に、ブランド力の強化を目的に、それまでのマルチブランド展開を改め、「PRESTIGE」「QUALIA」「Seaside Court」という3ブランドを「BRANZ」に統合しており、同ギャラリーの開設は、こうしたブランド再構築の流れを汲むものであった。

当社は、同ギャラリーを、ブランドのコンセプトや世界観、空気感を明確に打ち出すための場所と位置づけ、コンセプトルームのほか、キッチン、洗面化粧台などのオリジナル商品やインテリアのカラーセレクトを設置し、「BRANZ」を体感してもらうための空間づくりを行った。また、都心のコンパクトマンションの販売センターとしての機能も備え、同月より、その第1号物件として「ブランズ渋谷神山町」の取り扱いを開始した。

BRANZ Gallery

2011

関西エリアのマンション販売好調

2011年度、関西支店は、マンション供給戸数でエリア第2位の実績を残した。1968年の兵庫県川西市における戸建開発を端緒に、40年にわたり地元に密着して事業を展開し、都心部の一等地以外の各エリアについてもノウハウや知識を蓄積してきたこと、また2009年度に「住宅販売部」を発足させ、製販一体の事業体制を構築したことなどが好調を生む要因となった。

2011年9月の時点で、大阪市内の「ブランズ四天王寺夕陽丘」、「ブランズ桜ノ宮」、京都市内の「ブランズ京都御池通り」といった、ターミナル駅や市内中心部の近接地に建つ物件が、いずれも竣工前に完売、あるいは申し込み契約率95%超を達成した。

翌2012年4月には、支店内に「お客さま部」を発足した。同部は、本格的なCS向上に向け、内覧会や物件引渡しの際に集めたお客様の"生の声"を、開発・販売部門にフィードバックしたり、お客様に快く引渡しに臨んでいただくための現場のスケジュール調整を主導したりといった役割を担うこととなった。

ブランズ四天王寺夕陽丘

ブランズ桜ノ宮

ブランズ京都御池通り

2011

マンション2件が「2011年度グッドデザイン賞」を同時受賞

2011年10月、当社が開発したマンション「シーサイドコート逗子望洋邸」(横須賀線「鎌倉」駅よりバス11分。2010年10月竣工)と、「二子玉川東地区第一種市街地再開発事業」の組合員である東京急行電鉄と当社が販売する大規模マンション「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」(東急田園都市線・大井線「二子玉川」駅前。2010年5月竣工)が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2011年度グッドデザイン賞(住宅部門)」を受賞した。

「シーサイドコート逗子望洋邸」(地上8階建*)は、緑の丘に浮かぶ白い客船をイメージした設計で、エントランスには船の客室や波をモチーフにした意匠を施したほか、全66戸を逗子マリーナに面して配置し、ハイサッシによる広い開口から、緑と海が広がる眺望を存分に楽しめるようにした。外壁材として耐久性・強度・塩害・吸水性能に優れたタイルを開発し、建物の長寿命化を図るとともに、敷地周辺や道路に面した斜面に緑化を施し、街並みの景観にも配慮した。

一方の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」(全5棟、全1,033戸・供給戸数約800戸)は、二子玉川駅に連なる歩行者専用道路「リボンストリート」を軸に、各棟を緑豊かな人工地盤上に分散配置した。また、駐車場は人工地盤下に設けて歩行者の安全と景観に配慮した。タワーの外装にはアルミとガラスのトレサリー(組子)を用いたデザインを採用し、景観に溶け込みやすい軽やかでシンプルな外観とした。

*建築基準法上は、地下4階・地上4階建に相当。

シーサイドコート逗子望洋邸

2012

「ブランズタワー札幌」が竣工前完売

2012年5月、「ブランズタワー札幌」が、販売開始から9カ月で、竣工前完売を果たした。同物件は、地上28階建・全104戸の、札幌では少ないタワー型分譲マンションである。JR「札幌」駅徒歩3分という好立地で、札幌における「BRANZ」のシンボルとなる物件の創出を目的に、タワーマンションとして計画を固めた。タワーマンションの魅力である眺望の点で付加価値を高めるため、全て角部屋となるよう、標準プランは1フロアに4戸とした。また、各住戸の間取りについても、リビングダイニングを角に配置して柱を無くすなど、コーナービューを楽しむことのできる造りとした。また、東京と比較して1戸あたりに求められる面積が広い札幌のニーズをふまえ、プランの中心である2LDKの住戸について、2住戸連結に対応できるようにした。

札幌におけるマンションの供給量は、1994年の1万戸をピークに減少を続け、リーマンショック後の2009〜10年にはわずかに1,500戸台にまで縮小していた。札幌支店は、そうした状況下で、他社に先駆けて、好条件の用地に絞って買収を再開した経緯を持つ。

「ブランズタワー札幌」に先立ち、2011年7月より販売を開始し、竣工前完売となった「ブランズ大通公園」(地上15階建・全69戸)、そして「ブランズタワー札幌」と同時期に分譲を開始し、即日完売を果たした「ブランズ円山鳥居前」(地上11階建・全20戸)は、こうした苦境時の用地買収の成果といえる。なお、札幌支店にとって、即日完売は9年7カ月ぶりの快挙であった。

ブランズタワー札幌

2013

新たな「BRANZ」のテレビCMが放映スタート

2013年1月、当社は、新たな「BRANZ」像の浸透を図るため、「人生を極める住まい。」というコンセプトのもと、テレビCMの放映を開始した。キービジュアルは、青を基調に、「洗練感」「品格」「華やかさ」を表現する、女性と花をモチーフにしたものである。

住宅事業本部では、2006年1月の「BRANZ」導入以後、ブランド展開の見直しやコンセプトの策定により、ロイヤルカスタマーの形成に取り組んできたが、2012年度に至り、認知度のさらなる向上のため、ブランド力の強化に向けたブランド基本戦略を策定。10年後を目処に、「誰もが欲しいと思うブランズ」の実現を目標とし、新たなブランドイメージの確立のため、コンセプトやターゲットの再設計を実施。自己向上による達成感に価値を置き、合理的な判断を信条として先進性とこだわり感を備えた物を求める層を、コンセプトに沿ったターゲットとして見据えた。ブランドの訴求力を高めるため、住宅事業本部と関西支店による投票の結果選出されたのが、前記のコンセプトワードおよびキービジュアルであった。

テレビCMを通じてブランド認知率の向上とイメージワードの浸透を測るとともに、新生BRANZの思想をものづくりにも反映させた。住まいとしてはもちろん、資産としても、現在そして将来にわたり最良の、"30年後にもう一度感動する住まい"となり得るため、新しい価値の創造に挑戦し続ける「人生を極める住まい。」づくりを進めている。

BRANZ テレビCM

2013

「東京ワンダフルプロジェクト『SKYZ TOWER & GARDEN』」モデルルームオープン

2013年6月、当社を含む総合デベロッパー6社(三井不動産レジデンシャル、東京建物、三菱地所レジデンス、住友不動産、野村不動産)が、豊洲埠頭(東京都江東区豊洲)の一画において共同で推進する「東京ワンダフルプロジェクト」の第1弾となる、超高層マンション「SKYZ TOWER & GARDEN」のモデルルームがオープンした。

同プロジェクトは、都が施行する「東京都市計画事業豊洲土地区画整理事業」内、「豊洲3-2街区」(約79,000㎡)のうち、東電堀と東雲運河に面する約32,000㎡の敷地において推進するもので、「人と自然が共に暮らす、新しい東京」を計画のコンセプトとした。全体の46%を緑地空間とし、残りの土地に、「SKYZ TOWER & GARDEN」のほか、分譲住宅1棟と認定こども園を建設する予定となっている。国内の大規模共同事業計画として、初めて総合デベロッパー6社が結集した。

「SKYZ TOWER & GARDEN」は、地上44階建・全1,110戸、地上約150mのトライスター(3辺の長さと互いの見合いの角度が均等な"Y"の字)型タワーである。周囲に高層建築がなく全方位に開かれた壮大な眺望を、多くの住戸にもたらすとともに、清水建設の先進技術である「シミズ・トライスター型ハイブリッド免震システム」(2013年6月現在、特許出願中)を採用することで、「免震」と「制震」に寄与する構造とした。また、地中熱の利用や太陽光パネルの設置、シェアリング用EV車の配備(2台)など、さまざまなエコ施策の導入により、国内初の「CASBEEまちづくり」Sランクと「都市開発版SEGESつくる緑」の同時取得を果たした。共用空間にも趣向を凝らし、屋上に、スカイラウンジと天体望遠鏡を備えた天体観測ドームを設置したほか、プール、ジム、バーベキューテラスなど、住民間のコミュニティ形成を促す施設を多数備えた。2014年8月竣工予定。

SKYZ TOWER &GARDEN