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リゾート

東急不動産のリゾートにかかわる事業

◆記事のタイトルをクリックすると詳細をご覧いただけます。

2006

「東急ハーヴェストクラブ那須」開業

2006年10月、那須高原に21番目のハーヴェストクラブ「東急ハーヴェストクラブ(HVC)那須」が開業した。"北関東の箱根"と称される同地は、主要なリゾート地への出店を目指すHVCのネットワーク上、非常に重要なエリアであり、当社のリゾート各業が結集して開発が推進された。ゴルフ、別荘地、そしてHVCからなる複合リゾート「東急那須リゾート」の誕生という、リゾート事業本部にとって意義深い側面を併せ持つプロジェクトであった。

「HVC那須」が建設された土地一帯は、もともと那須御用邸に隣接するゴルフ場「那須国際カントリークラブ」(27ホール)であったが、同ゴルフ場を、18ホールの会員制クラブとして再生。さらに、ジュニア育成などゴルフ人口拡大の一助となるべく、既存コースを活かした実践型練習コース「TRY FIELD」を併設した。また、別荘地「The Hills」(254区画)を新たに建設し、ゴルフ場・ホテルに隣接した利便性により、順調な売行きとなった。

HVCの計画推進にあたっては、「自然環境との共存」というコンセプトのもと、貴重な樹木を極力伐採せずにそのまま移植したほか、建物全てを低層にすることで開放感のある景観を維持したうえで、土地の傾斜を活かして関東平野や那須のシンボルである茶臼岳が望める配棟計画とした。客室は、洋室・和洋室のツインやスタンダードタイプ、大人数の宿泊にも対応するメゾネットタイプ、また本館と独立した別棟でのペット同伴タイプに加え、新たな試みとして、キッチンを有する戸建別荘感覚の独立コテージを建設するなど、多彩なバリエーションを揃えた。

なお同年秋、HVCの宿泊者数は、第1号施設「蓼科」の開業以来、延べ1,000万人に達した。

HVC 那須

HVC 那須中庭

2008

「東急ハーヴェストクラブVIALA箱根翡翠」開業

2008年4月、神奈川県足柄下郡箱根町に、東急ハーヴェストクラブの新ブランド「VIALA(ヴィアラ)」の第1号施設となる「東急ハーヴェストクラブVIALA箱根翡翠」が開業した。"VIALA"は、"Villa"(別荘)と"Tiara"(冠型の宝飾品)からなる造語である。同シリーズは、「大人の上質な寛ぎ」の追求をコンセプトとし、従来のHVCよりも更に広い客室と、100㎡以上のスイートルームを揃え、全70室の約半数に専用露天風呂を備えるなど、寛ぎに重点をおいた特徴ある客室の開発を行った。

また、会員専用ラウンジやシッティングチェックインカウンター、コンシェルジュデスクなどを設置したほか、予約時の客室タイプの指定受付(ルームチャージ制)を導入、さらにレストランにおいては、通常のテーブル席のほかに、割烹、鉄板焼のカウンターや個室も備えて多様なニーズに対応するなど、従来のHVCにはない新たな仕様・サービスの提供に取り組んでいる。

同年は、HVCの開業20周年にあたり、箱根翡翠の誕生により、従来よりも一段上のサービスを通じて、HVCは新たな顧客層の開拓を実現、さらなる成長・進化を遂げた。

VIALA 箱根翡翠

2008

「麻倉ゴルフ倶楽部」開業

2008年10月、当社は、千葉県佐倉市に、首都圏では15年ぶりの新設ゴルフ場となる「麻倉ゴルフ倶楽部」を開業した。"麻倉"とは、かつて麻の産地として栄えた佐倉の古称である。

2005年、同地でゴルフ場と住宅の一体開発を計画していた三菱地所から打診を受け、三菱地所・三菱地所設計が許認可関連、ゴルフ場の運営実績をもつ当社が開発や運営を担当することとなった。

開発においては、バブル期の華美なゴルフ場への反省から、「ゴルフライフの原点回帰」を目指すこととし、「自然条件をいかに活かすか」との設計コンセプトのもと、高低差の少ない地形を活かした18ホール、7,103ヤードの本格的なチャンピオンコースを創出した。また、練習設備として、250ヤードを超えるドライビングレンジやバンカー・アプローチを設置した。造成時に既存の樹木を多く残すことができたため、多様な樹種がおりなす四季の彩りも魅力のひとつとなった。

2007年12月から会員権の優先募集、翌年4月から一次募集を行い、約420口の申し込みがあった。その後の販売は、リーマンショック等の影響を受け一時苦戦したものの、地道な営業活動により順調に成約を伸ばし、2013年12月現在、会員数は約850口に達している。

麻倉ゴルフ倶楽部

麻倉ゴルフ倶楽部 クラブハウス

2009

スキー事業でのプリンスホテルとの業務提携

2009年11月、東急リゾートサービスは、西武グループのプリンスホテルとスキー事業の業務提携を結んだ。

バブル期には全国でスキー場の新設が相次ぎ、活況を呈したスキー事業であったが、人口減少や余暇活動の多様化などにより次第にマーケットは縮小、業界の活性化が課題となるなか、2008年頃より当社とプリンスホテルとの間で事業協力の相談を始めた。2009年に、プリンスホテルより、共通の「早割リフト券」販売の提案を受け、協力に向けた検討が加速、当時スキー業界のナンバー1であるプリンスグループと、ナンバー2に位置する当社グループとの提携が実現することとなった。かつて「永遠のライバル」と称された2社の提携は、テレビのニュース番組でも好意的に取り上げられた。

2社協力による具体的な取り組みとして、「ファミリー層へのアプローチ」というテーマのもと、共同プロモーションの展開のほか、両社のスキー場で利用できる「共通早割リフト券」販売や、スキー・スノーボードの無料ジュニアレッスンの開催、スキー未経験の子どもたちを招待する企画など、スキー人口を増やすことを目的とした企画を実施した。また、2010年には、テレビドラマなどで活躍中の人気の子役をイメージキャラクターに起用し、積極的なPR活動を展開した。特に「早割リフト券」の販売では、対前年比117%の売り上げを記録するなど、共同プロモーションは大きな成果を挙げた。

共通早割券ロゴ

雪割2010

フリーペーパー

2010

「東急ハーヴェストクラブ有馬六彩・VIALA annex 有馬六彩」開業

2010年3月、当社は、関西の奥座敷として名高い有馬温泉(兵庫県神戸市北区)に、関西ネットワークの拡大のため、京都、南紀、勝山に続く関西エリア4カ所目の拠点となる「東急ハーヴェストクラブ有馬六彩・VIALA annex有馬六彩」を開業した。箱根翡翠(2008年4月開業)より導入したVIALAと従来のHVCとの複合施設第1号の誕生であった。

六甲山の中腹に位置する有馬六彩は、江戸時代に京の近衛家により選定された「有馬六景*」をモチーフに、四季を映し出す竹林や滝、池を配し、情趣あふれる景観を創出した。また、有馬温泉の代名詞である金湯と銀湯の2つの源泉を所有し、温泉を楽しむことのできる露天風呂や大浴場を設えたほか、VIALAの一部客室においても、温泉を引湯した専用露天風呂を設置した。湯上りラウンジには有馬の街並みや、有馬富士を望むデッキテラスを併設し、有馬温泉の名湯を存分に満喫できるような造りとなっている。

また、有馬六彩では、温泉施設に加えて、「身体・精神・環境」の調和を促す"ホリスティックリゾート"をテーマとして、屋内プールやジャグジー、エステサロン、さらにHVC初となるボディケアスタジオなど、会員の健康増進ニーズの高まりにも応えられる充実したウェルネス施設を備え、HVCの新境地を開いた。

*1770(明和7)年、2度の大火に見舞われ、寂れた有馬の繁栄を取り戻すべく、町人が京の近衛家に至願し、有馬の優れたところを世に広めるような絵を高僧に描いてもらい、公家が和歌や詩を作った。その時選ばれたのが、鼓ヶ滝/有明桜/功地山の秋の月/落葉山/温泉寺の晩鐘/有馬富士の六景。

HVC 有馬六彩・VIALA annex 有馬六彩

2012

ニセコ高原観光が「ニセコ東急リゾート」へ

2012年10月、ニセコ高原観光は、「ニセコ東急リゾート」へ社名変更した。東急不動産グループにおけるスキー場のトップブランドである「ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ」(以下、グラン・ヒラフ)のひらふエリアの経営会社として、グループのリゾート事業とのブランド統一を図る狙いがあった。「グラン・ヒラフ」は、北海道虻田郡の倶知安町とニセコ町にまたがる標高1,308メートルの山「ニセコアンヌプリ」に広がる4つのスキー場*のうち、同社が経営するひらふエリアと、東急リゾートサービスが運営を手がける「ニセコHANAZONOリゾート」(資本は香港系企業)の総称である。

前年の2011年12月、同社は、スキーリフト開業から50周年という機を捉え、ひらふエリアのリニューアルを行った。ゴンドラ(1984年竣工)を架け替え、輸送能力を、従来の4人乗り・秒速4mから、8人乗り・秒速6mへと増強、またゴンドラ乗り場の正面に、スキーセンター「マウンテンセンター」を新設した。さらに、一般のゲレンデとは別に、キッズのスキースクール専用に、動く歩道を完備したレッスンエリアを設けた。翌2012年にも施設の拡充を実施し、ホテルニセコアルペンの近接地に、地上2階建のスキーセンター「. BASE」(ドットベース)をオープンした。1階はチケット販売やレンタル・スクール等の受付カウンターとし、2階フロアには、無料の休憩所(110席)やカフェコーナーを設け、同シーズンのスキー場オープンと同時に開業した。

ウィンタースポーツに最適な「パウダースノー」により、1990年代以降、ニセコの魅力は海外にも知られるようになった。当初より来訪の多かったオーストラリア人旅行客に加え、近年ではアジアからの旅行客数も大きく伸長し、利用者の約4〜5割を外国人客が占めている。

*ほかに、北海道中央バスの子会社が経営する「ニセコアンヌプリ国際スキー場」と、マレーシア資本のYTLコーポレーションが経営する「ニセコビレッジスキーリゾート」が存在する(2014年1月現在)。

グラン・ヒラフ ゲレンデ

グラン・ヒラフ ゴンドラ

2013

「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山&VIALA」開業

2013年8月、静岡県熱海市伊豆山に、「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山&VIALA」が開業した。有馬六彩(2010年3月開業)に続く、HVC・VIALA複合施設の第2号である。

同施設は、眼下に相模湾を望み、背には伊豆の雄山が迫る高台に位置し、老舗旅館「桃李境」の跡地に建設された。既存施設・敷地の再生により地域の活性化に寄与する事業として大きな地元貢献を果たしている。このほかにも、当社のリゾート事業は、旧「西熱海ホテル」跡地の再生によるリゾートマンション「東急リゾートヴィラ熱海青翠」(2011年2月竣工)や、定期借地権の活用により箱根仙石原の老舗旅館を建替えた「HVC箱根甲子園」(2003年12月開業)などの実績がある。

施設計画においては、「海と緑の調和」をコンセプトに、敷地内の約3分の1を保存緑地とし、クスノキやホルトノキなどの既存樹木を活かした造園と屋上緑化により緑に囲まれた外構計画とした。さらに、最大の特徴である眺望の面では、敷地の高低差を活かして、海に向かって開放的な建物計画を行い、プール、大浴場、レストランや客室などのさまざまなシーンで、圧倒的なスケールを誇る海とともに、相模湾、初島や大島、そして年間を通して開催される花火大会を存分に堪能できる造りとした。また、VIALAタイプの客室は、熱海の温泉を心ゆくまで堪能できるよう、全室に専用温泉露天風呂を備えた。

ゆったりとした寛ぎの時間を提供する空間づくりに注力し、HVC開業25周年の集大成となる大型施設が完成した。

HVC 熱海伊豆山&VIALA