お使いのブラウザは推奨環境外です
本コンテンツを快適にご利用いただくためのおすすめの環境は【Microsoft Internet Explorer 9以上、Mozilla Firefox 最新版、Google Chrome 最新版、Apple Safari 最新版】です。これ以外の環境では「画面が正常に表示されない」「動作しない」等の現象が起きることがあります。あらかじめご了承ください。

2006

ビル事業本部誕生。住宅事業は新ブランドを導入。初めて日経平均構成銘柄に採用。

◆記事のタイトルをクリックすると詳細をご覧いただけます。

関連会社

東急スポーツオアシスの機能一元化により収益会社に

2006年4月、当社はフィットネス事業の開発・運営機能の一元化により効率的な事業体制を構築するため、都市事業本部が担っていたフィットネス事業の開発機能を、会社分割(簡易吸収分割)により東急スポーツオアシス(以下、オアシス)に移管した。これによりオアシスは、資金調達から開発・運営までを一貫して自社で担う収益会社となった。また、収益責任を持つようになったことで、従業員にはモチベーションの向上といった変化が現れ、お客様に接する人(スタッフ)ありきのサービス業としての根幹の強化にもつながった。

収益会社化に伴い、2007年度中の達成目標として、施設数30店舗(2006年度開始時点は22店舗)を掲げ、2006年度に3店舗(金町、アルフェ、十条)、2007年度に5店舗(南大沢、横須賀、港北、鶴ヶ丘、大阪狭山)を開業し、店舗網を拡大した。

住まい

「ブランズガーデン」シリーズ第1号誕生

2006年度に、当社の住宅事業はブランドステートメント「上質という未来へ」を策定、併せて、マンション・戸建て共通の旗艦ブランドとして「ブランズ」を導入し、戸建て住宅においては、「ブランズガーデン」を統一ブランドに採用した。

2006年4月、東京・八王子市に同シリーズの第1号となる「ブランズガーデン南大沢」(京王相模原線「南大沢」駅から京王バス南約6分)が竣工した。同物件は、当社と東急ホームの共同分譲事業で、東京都が造成およびインフラ工事を行った土地をコンペにより取得した。

総開発面積約2万㎡の50%以上が緑地または道路であり、全34戸の両面を道路として高い採光性を確保した。また物件は全て輸入瓦を用いた南欧風の外観に統一したうえで、北側の眺望を楽しむ2階浴室プランや収納量を重視したプラン、ペットの足洗い場のあるプランなど、各棟にテーマを設定した。設備仕様の面では、首都圏の戸建てとしては初めて東京ガスの「エコウィル(天然ガスを用いて各家庭で電気を発電)」を採用したほか、雨水を再利用するための天水桶を全戸に設置し、環境との共生に配慮した。

第1期販売物件13戸は、同年6月中に完売。さらに、第1期2次販売(12戸)および第2期販売(9戸)も好調に推移し、供給後11カ月で完売を果たした。

ブランズガーデン南大沢

シニア

「グランクレール藤が丘」開業

2004年開業の「グランクレールあざみ野」、「グランケアあざみ野」に続くシニア事業の第2弾プロジェクトとして、2006年8月、「グランクレール藤が丘」(東急田園都市線「藤が丘」駅徒歩2分)が開業した。あざみ野・藤が丘の2拠点で、シニア事業の基盤形成を企図した。

事業スキームは、土地所有者の神戸製鋼所が建物を建て、当社がスケルトン・インフィル方式*により内装設備の投資を行い、販売・運営を東急イーライフデザインに委託するというものであった。藤が丘は、シニア住宅と介護住宅を別建てとしたあざみ野とは異なり、シニア住宅(80戸)と介護住宅(48戸)の一体型施設とし、要介護となった際のスムーズな移り住みを施設の特徴に掲げた。その一方で、施設の入り口を2つ設け、健常者と要介護者の導線を区分するなど、双方にとっての居心地の良さにも配慮した。

また、あざみ野の運営経験をもとに、入居者がくつろげるスペースや多目的室を充実させるなど、コミュニケーションをサポートする仕組みを厚くしたほか、広い部屋の需要が少なかった販売実績を踏まえ、シニア住宅の居室を38〜67㎡と、あざみ野よりも8%程度小さくした。また介護住宅では、健常者と要介護者の同居や、介護認定者のニーズを汲み、通常タイプ(18㎡)の倍の広さとなるアシステッドタイプや、介護認定者向けのショートステイタイプなどの居室を揃えた。料金面では、入居時年齢別の価格体系の導入や、支払い方法を選択可能(一括または月払い)にするなど、新システムを構築した。

*建物のスケルトン(柱・梁・床などの構造躯体)とインフィル(内装・設備など)分離する工法。

グランクレール藤が丘

リゾート

「東急ハーヴェストクラブ那須」開業

2006年10月、那須高原に21番目のハーヴェストクラブ「東急ハーヴェストクラブ(HVC)那須」が開業した。"北関東の箱根"と称される同地は、主要なリゾート地への出店を目指すHVCのネットワーク上、非常に重要なエリアであり、当社のリゾート各業が結集して開発が推進された。ゴルフ、別荘地、そしてHVCからなる複合リゾート「東急那須リゾート」の誕生という、リゾート事業本部にとって意義深い側面を併せ持つプロジェクトであった。

「HVC那須」が建設された土地一帯は、もともと那須御用邸に隣接するゴルフ場「那須国際カントリークラブ」(27ホール)であったが、同ゴルフ場を、18ホールの会員制クラブとして再生。さらに、ジュニア育成などゴルフ人口拡大の一助となるべく、既存コースを活かした実践型練習コース「TRY FIELD」を併設した。また、別荘地「The Hills」(254区画)を新たに建設し、ゴルフ場・ホテルに隣接した利便性により、順調な売行きとなった。

HVCの計画推進にあたっては、「自然環境との共存」というコンセプトのもと、貴重な樹木を極力伐採せずにそのまま移植したほか、建物全てを低層にすることで開放感のある景観を維持したうえで、土地の傾斜を活かして関東平野や那須のシンボルである茶臼岳が望める配棟計画とした。客室は、洋室・和洋室のツインやスタンダードタイプ、大人数の宿泊にも対応するメゾネットタイプ、また本館と独立した別棟でのペット同伴タイプに加え、新たな試みとして、キッチンを有する戸建別荘感覚の独立コテージを建設するなど、多彩なバリエーションを揃えた。

なお同年秋、HVCの宿泊者数は、第1号施設「蓼科」の開業以来、延べ1,000万人に達した。

HVC 那須

HVC 那須中庭

オフィス

「日本橋丸善東急ビル」竣工

2006年11月、東京都中央区日本橋に「日本橋丸善東急ビル」が竣工した。地下2階・地上11階建の同ビルは、1870(明治3)年からこの地で営業していた老舗書店「丸善」の本社社屋(1910年に竣工した日本初の鉄骨建築物)を建替えたもので、「丸善日本橋店」を地下1階〜3階のテナントとする複合ビルとして生まれ変わった。

2002年に行われた建替計画の提案コンペを経て、当社と丸善が50%ずつ出資するSPCを事業主体とし、プロジェクトが始動した。

建物計画については、中央区が定める地区計画のうち、「街並み誘導型地区計画」と「機能更新型高度利用地区」を適用し、建物高さ52mの確保と容積率の300%割増を実現するとともに、かつての日本橋の街並みを律してきた31mのスカイライン*を表出させた外観により、歴史ある日本橋の面影に配慮した。また、地下鉄「日本橋」駅と直結した複合ビルであるため、店舗利用者、オフィス利用者、地下鉄利用者の導線分離に配慮したエントランス計画とした。

竣工までに丸善の出資持分を当社が購入し、当社単独の出資物件として、満室状態での竣工を迎えた。

*市街地建築物法(1919年公布)および同法に代わり制定された建築基準法(1950年施行)により、1963年まで、軒高は100尺=31mに制限されていた。近年、日本橋中央通り沿いでは、低層部の軒高を31mにしたビルの建設が進み、連なった軒が生み出す「31mのスカイライン」を目にすることができる。

日本橋丸善東急ビル