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2009

バブル崩壊以来の危機的状況下で、ポートフォリオ再構築と各業の運営力強化を推進。

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住まい

「プリズムタワー」竣工

2009年3月、東京都目黒区大橋に「プリズムタワー」(地上27階建、全219戸)が竣工した。

2003年に、東京都は、高速道路・大橋ジャンクション(以下JCT)の整備と一体となった大橋地区第二種市街地再開発事業の推進にあたり、民間のノウハウの吸収を目的として勉強会を開催、当社は同会のメンバーに選出された。2005年2月、事業協力者選定のコンペにより、当社と東急コミュニティー、大成建設、東京急行電鉄、有楽土地の5社によるグループと、三井不動産と大林組の2社によるグループが事業協力者に選定され、翌2006年8月には、事業協力者のうち当社を含む4社が特定建設者に選定された。

同物件はJCTに隣接し、目黒川、首都高、国道246号線に三方を囲まれた三角地帯に建てられているため、川の眺望やJCTの上空の抜けを利用したトライアングルタワーを採用し、全住戸の主開口を南側に配する建物計画を行った。また、街づくりの観点から、目黒川沿いの歩行者の回遊性の確保やエリアの賑わい創出にも取り組んだ。販売に際しては、代官山、中目黒などに隣接していることから「クール&カジュアル」をテーマに広告を展開、物件の希少性から、資産価値の面でも注目を集めることとなった。

関連会社

東急ハンズ、ブランドステートメント「ここは、ヒント・マーケット。」を制定

東急ハンズは、2006年より、販売力の強化を目的として店舗の"スクラップ&ビルド"や「本部MD制」の導入により、事業再構築に取り組んだ。しかし、翌2007年度の各店舗の売上目標は未達であったため、2008年より、社内横断的プロジェクトチームを組織し、新たな本部MD制(本部調達を基本としながらも店舗特性による最適化を各店舗が担う)の構築やコスト削減など、売上向上を企図してさらなる事業構造の変革を行った。これと併せ、自社のブランドに対する社員の価値観統一を目的に、提供価値を再定義し、2009年4月、ブランドステートメント「ここは、ヒント・マーケット。」を制定した。

同年6月、「ヒント・マーケット」第1号として、渋谷店をリニューアルオープンし、各階で異なるテーマを設定した休憩スペース「ヒント・ピット」や、情報発信の場としての「ヒント・スペース」を設けたほか、内装レイアウトや商品の陳列についても"新生ハンズ"を具現化する工夫を施した。

また、2011年3月に開業したJR博多駅ビル(「博多シティ」)内に、ステートメント制定後の新規出店第1号となる博多店をオープンした。九州初出店となる同店では、「博多発 はじめてハンズ!」をコンセプトに、「ヒント」を発信する売場作りを行い、各階のメイン通路に、博多駅とそこに行き交う人びとの毎日の生活をイメージした独自のコーナー「コミュニケーション・スポット」を設けた。"旅"をテーマにした「はかた・び」(1階)や、"大濠公園(=福岡のセントラルパーク)でイキイキと活動する人"をイメージした「大濠スタイル」(2階)、"食"を通じた九州の魅力の再発見をテーマにした「九州の食卓。」(3階)など、九州の玄関口・博多の駅ビルという立地を活かした同エリアならではの「ヒント・マーケット」を誕生させた。

翌4月には、関西最大級の旗艦店となる梅田店(大丸梅田店10〜12階)と、あべのキューズモール店(あべのキューズモール地下1階)を開業し、ステートメントを具現化した「ヒント・マーケット」の拡大を図った。

東急ハンズ渋谷店

東急ハンズ博多店

商業

「Saclass戸塚」開業

2009年11月、神奈川県横浜市に商業施設「Saclass(サクラス)戸塚」(JR「戸塚」駅徒歩4分)が開業した。

同施設の建設にあたって当社はマスターリース契約及びプロジェクトマネジメント(以下、PM)を行い、開業後は東急不動産SCマネジメントがPM業務、東急コミュニティーとハビタックスがBM業務を担当することになった。

「Saclass戸塚」の施設名称は、戸塚区の花「桜」と「暮らす」を重ね合わせたもので、"桜とともに毎日の暮らしをいきいきと上質に"を施設のテーマに掲げた。ファミリー層及び主婦層をメインターゲットとして、日常生活を支援し、新しいライフスタイルを提案するとともに、地域コミュニティーの活性化を後押しする存在となることが意図され、キーテナントとして「東急スポーツオアシス戸塚」を迎えたほか、スポーツ用品店、家具・インテリア用品店、食品スーパー、CD・DVDレンタルショップ、シューズショップなど、暮らしに密着した店舗を揃えた。

オープン当日には、マーチングバンドによる演奏の中、およそ2,000人の来場者が開業を待って列をなした。

サクラス戸塚

リゾート

スキー事業でのプリンスホテルとの業務提携

2009年11月、東急リゾートサービスは、西武グループのプリンスホテルとスキー事業の業務提携を結んだ。

バブル期には全国でスキー場の新設が相次ぎ、活況を呈したスキー事業であったが、人口減少や余暇活動の多様化などにより次第にマーケットは縮小、業界の活性化が課題となるなか、2008年頃より当社とプリンスホテルとの間で事業協力の相談を始めた。2009年に、プリンスホテルより、共通の「早割リフト券」販売の提案を受け、協力に向けた検討が加速、当時スキー業界のナンバー1であるプリンスグループと、ナンバー2に位置する当社グループとの提携が実現することとなった。かつて「永遠のライバル」と称された2社の提携は、テレビのニュース番組でも好意的に取り上げられた。

2社協力による具体的な取り組みとして、「ファミリー層へのアプローチ」というテーマのもと、共同プロモーションの展開のほか、両社のスキー場で利用できる「共通早割リフト券」販売や、スキー・スノーボードの無料ジュニアレッスンの開催、スキー未経験の子どもたちを招待する企画など、スキー人口を増やすことを目的とした企画を実施した。また、2010年には、テレビドラマなどで活躍中の人気の子役をイメージキャラクターに起用し、積極的なPR活動を展開した。特に「早割リフト券」の販売では、対前年比117%の売り上げを記録するなど、共同プロモーションは大きな成果を挙げた。

共通早割券ロゴ

雪割2010

フリーペーパー

その他

「サービス・ウェイ・フォーラム」第1回大会開催

2009年11月、東急不動産グループ施設運営会社5社による運営向上会議「サービス・ウェイ・フォーラム(SWF)」の第1回大会が目黒区の国民年金中央会館で開催され、5社94施設の総支配人、および本社の各担当者、総勢約130名が参集した。同年5月のSWF発足以来の活動・取り組み状況の報告ののち、少人数のチームによるグループディスカッションを実施、「サービス・ウェイ(心に響くサービス)」について活発な議論が交わされた。

その後、SWFは、5社のノウハウを共有することで、「運営力向上によるCS向上及び収益性の向上」を目的に「CS・集客マネンジメント」、「ES・人財共有」、「コストマネジメント」の3部会を設置し具体的な活動を推進した。

2010年11月の第2回大会(セルリアンタワー東急ホテルにて開催)より、各社から選出されたその年の「ハートフルサービス(心に響くサービス)」の推進者を表彰する「SWFアワード」を設けた。また、2012年度には、SWFの活動目的を明確化するため、KPI(重要業績評価指標)を導入した。5社はそれぞれ、「運営力」「CS」「業績」の3つの指標を設定し、達成状況を測定しながら「サービス・ウェイ」に取り組んでいる。

「SWFアワード」で表彰された従業員は、2013年度の第5回大会までに計556名に上る。各社の従業員は、日々最前線で、お客様中心のサービスを究めている。

「サービス・ウェイ・フォーラム」でのディスカッション

「SWF アワード」表彰式

海外

パラオ・パシフィック・リゾート開業25周年記念カクテルレセプション開催

2009年に、パラオ共和国において当社が所有、経営する「パラオ・パシフィック・リゾート(PPR)」が開業25周年を迎え、12月10日、現地でカクテルレセプションを行った。同国のジョンソン・トリビオン大統領(当時)をはじめ、多数のパラオ政府高官、旅行関係者、宿泊者等、300名を超える招待客を迎え、当社からは金指社長が参加。地元の方々と、より一層の親交を深める機会となった。

スピーチに立ったトリビオン大統領は、PPRによる、世界におけるパラオの認知度向上への貢献と、パラオ人を中心とした雇用推進の実績に、賛辞を惜しまなかった。また、自然との共生を実現した開発の成功例として、PPRの環境保護の姿勢に高い評価を述べられ、記念盾の贈呈後、金指社長と固く握手を交わされた。

2004年12月の20周年記念式典の際、安会長(当時)は、故五島昇会長の悲願であったパラオでのホテル開発にあたり、椰子の木よりも屋根の高さを低く抑えるなど周囲の景観との調和を大前提とするデザインコンセプトを採用したことや、同事業を通じて、今後もパラオの発展に寄与していく旨を、スピーチで述べたが、それから5年。25周年における同国からの盛大な祝福は、PPRが地域とのパートナーシップを変わらずに尊重し、同国の期待に応えてきたことの証左というべきものであった。

ジョンソン・トリビオン大統領と握手を交わす金指社長