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平成21年5月15日
J-REIT上場の全投資法人の個別物件情報を元に、四半期毎に調査・分析
「TOREIT四半期報告」
【今回のトピック】
前期に引き続き不動産投資市場は後退継続
＜J-REIT資産規模＞
・取引件数・金額ともにやや増加
・鑑定評価額ベースでの資産総額は前期に引き続き縮小
2009年1-3月期は、
取得売却の件数・金額ともに過去最低だった前期（2008年10-12月期）よりやや増加した。
取得件数が売却件数を上回り、前期に引き続き資産総額は取得金額ベースでは微増しているものの、鑑定評価額ベースでは、縮小している。
＜取得時鑑定キャップレート＞
・取得時キャップレートが２期連続上昇
件数が少ないため物件の個別性の影響があるものの、
物件取得時の鑑定キャップレートは、２期 連続上昇。2009年1-3月期は0.3ポイント上昇。
取得価格の下落傾向が更に進行している。
＜運用時NOI利回り＞
・運用時NOI利回りが２期連続上昇
運用実績に基づく運用時NOI※利回りが、J-REIT市場の創設以来始めて上昇した前期に引き続き、２期連続上昇した。
全エリアで上昇し、対前期比＋0.1ポイントとなった。
運用時NOI利回りの上昇は、当該期末鑑定評価額の下落によるものが大きい。
※ＮＯＩ＝ 物件の収益力を表す指標。償却前税引前純収益
※TOREITについて
「TOREIT」はJ-REIT上場全投資法人の個別物件情報を対象とした会員制のデータベースシステムです。
http://tlc-jreit.com/
当四半期報告は弊社ホームページ（http://tlc-jreit.com/）において一部公開しております。
更に、最新情報をまとめた「TOREIT月次報告」も同時公開しております。
【TOREIT】
簡易版はこちら
http://www.tokyu-land.co.jp/toreit/quarter.html
詳細版のご案内
http://www.tokyu-land.co.jp/toreit/apply.html
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