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平成25年5月13日

J-REIT上場の全投資法人情報のデータベース
「TOREIT」四半期報告(第22回)

【今回のトピック】
・資産総額、規模

資産総額、規模ともに増加傾向が継続。
増加幅が8期連続で1,000億円以上となっており、今期は最大の8,000億円以上の増加となり、取得金額ベースで初の10兆円超えとなった。
また、今四半期で2法人の新規REITが上場したほか、13投資法人が資金調達を実行し、調達額は総額約3,400億円(1月~3月までに払込分)で、過去最大。公募増資だけでも、今四半期で約2,300億円調達しており、去年1年間の調達額(約2,100億円)を上回った。

・決算鑑定キャップレート
決算が行われた駐車場以外のすべてのアセットで低下。特に共同住宅とホテルの変動幅が大きい。
共同住宅はすべてのエリアで低下しており、変動幅は▲5.3bp、9期連続の低下。
ホテルの変動幅は▲4.1bpとなった。
また、オフィスもすべてのエリアで低下しており、変動幅は▲2.4bp、
全体の変動幅は▲3.5bpと、6期連続で低下。

調査項目毎の特徴は以下の通りです


1.J-REIT資産規模

・1月~3月の取得物件数165件、売却物件数6件(前期 取得物件47件、売却物件4件)
・資産総額(取得金額ベース) 10兆1,104億円

 

2.取得時鑑定キャップレート  → 5.5%(前期 5.5%)

・アセット別では共同住宅、倉庫の取得が多い。
・エリア別ではその他18区、その他首都圏、地方が多い。
・キャップレートは、東京都下及び地方は低下、それ以外のエリアで上昇。

3.運用時NOI※注)利回り  → 5.6%(前期 5.7%)

※注)NOI= 物件の収益力を表す指標。償却前税引前純収益

4.鑑定キャップレートの変動幅 →平均4.0bp(ベーシスポイント)低下

・半年間で全物件平均 4.0bp(0.040%)低下。
・鑑定キャップレートの平均は5.45%に。


「TOREIT(トゥリート)」について

東急不動産(株)では、J-REIT上場全投資法人の開示情報※注)をデータベース化した会員制のWEB版データベースシステム「TOREIT」を作成しています。
当四半期報告は、「TOREIT」のデータを用いて調査・分析し四半期毎のトピックを発表しているもので、今回の発表は 22回目になります。
「TOREIT」では、個別の情報を項目毎に抽出しカスタマイズしたり、地図へプロットして比較する事もでき、J-REIT全体の動きをつかむ事が可能です。

http://tlc-jreit.com/


pdfTOREIT四半期報告(第22回)ニュースリリース


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