先輩社員の声01瀬志本 藍Seshimoto Ai

2006年度入社
都市事業ユニット
都市事業本部商業施設営業部

先輩社員の声01 瀬志本 藍

伝統と革新の共存をテーマに、進行するプロジェクト

「銀座という街の特性は、老舗の専門店からグローバル展開するブランドの基幹店まで勢揃いすること。ですからこの商業施設では「Creative Japan」を開発コンセプトに“伝統と革新の共存”をテーマに掲げました。外観のコンセプトは“光の器”。江戸の硝子技術と、西洋のカット技術の融合で生まれたとされる伝統工芸の江戸切子をモチーフにデザインしています」

2016年3月に竣工した『東急プラザ銀座』の担当者、瀬志本 藍はいう。瀬志本の所属は都市事業ユニット。2015年で入社10年目になり、以前から商業施設に関わってきたが、これほどのプロジェクトは初めての経験だという。

「開発は1プロジェクトにつき4、5名のチームで進めることが多いです。今回のプロジェクトチームは、全部で約20名のメンバーがいます。このプロジェクトを専門とした《銀座プロジェクト推進部》という部署が立ち上がっているのもあまりないことです。社内でも、とても大規模なプロジェクトと位置付けられます」と瀬志本。開業も間近に迫った現場は、今日もダイナミック、かつエネルギッシュに躍動していた。

「日々、目の前で現場が動いていることを実感しています。会議で話し合って決めた、例えば、什器などが数週間後には現物となって現場に搬送されてくるわけですからね。臨場感といいますか、非常にスピード感のある現場といえます」

先輩社員の声01 瀬志本 藍

より良い商業施設の誕生を目指して日々の任務を遂行

約20名いるメンバーは3つのチームに大きく分けられる。1つは事業収支をコントロールする事業戦略チーム、1つは建物の設計や環境デザインなどを担当する建築関連チーム、そしてもう1つが瀬志本の所属する、店舗構成の検討やテナント営業、販売促進計画などを担う企画チームだ。

「私自身の担当でいうと、大きなウェイトを占める業務がテナント・リーシング。これは、今回新しく作る商業施設にどんなテナントに出店頂くかを企画し、お打合せを重ね、契約締結でご出店頂く業務です」

ビッグプロジェクトである分、瀬志本にかかるプレッシャーは相当だろう。しかし、だからこそ、やりがいが感じられるのだと瀬志本はいう。

「舞台も銀座という商業の集積地ですからね。百貨店や複数の商業施設もあり、その中で『東急プラザ銀座』だけがもつ新しい魅力や価値を説明して回り、納得してご出店頂けるよう務めなければなりません。大変ですが、その結果がより良い施設の誕生につながっていく。逆にいうと、そこが楽しいところです」

先輩社員の声01 瀬志本 藍

「世の中に大きな影響を与える仕事がしたい」と入社を決意

ディベロッパー業界に的を絞って就職活動したという瀬志本。背景には「世の中に影響を与える仕事がしたい」という確固たる信念があった。そして、「皆で生み出したものが何十年も残っていく不動産の仕事も、非常に魅力的に思えた」のも理由だという。東急不動産を第一志望としたのは「商業施設以外にもリゾート、住宅、オフィスなど、開発領域が広く、いろいろなノウハウが社内にある」と感じたから。新しいものを作り出せるような面白い環境が整っていると、会社説明会や先輩社員の話などを通じて知ったのだ。そして、実際に入社してみて、想像していた新入社員生活とは違う、嬉しいギャップもあった。

「大きい会社ですから、入社してすぐに大きなプロジェクトに関わることはなく、始めは先輩について行くぐらいだろうと踏んでいたのですが、上に立つ人間に下を育てようとする姿勢があり、実際は、新人時代もいろんな業務を担当させてもらえました。新入社員でも非常に楽しく働ける環境だと思います」

街の価値向上を目指す東急不動産・商業施設事業の独自性

今後の夢を尋ねると『東急プラザ銀座』ももちろんそうですが、今後も、日本で一番といわれる商業施設を作っていきたいです」。そう即答した瀬志本。そのためには、広い視野をもち続けることが大切だと考えている。

「世の中の動向には常にアンテナを張り巡らせるよう心掛けています。今、何が流行り、どう評価されているか。他の商業施設はどんなことに取り組んでいるか。それは国内に限った話ではなく海外も同じ。自分の足でそこへ行って体感する場合もありますし、雑誌などのメディアを通じて勉強することもあります。それから、大切にしている交友関係を通じて情報収集もしますし、手掛ける商業施設のメインターゲットによっては両親から意見を聞くことだってある」。そうして、また新しい魅力的な商業施設が街に誕生するのだ。

「東急不動産はさまざまなプロジェクト抱えていて、各々の担当が任務に当たっていますが、施設によってスタイルは全く異なります。それは立地だったり、街の特性だったり、集まるお客様の流れなどを勘案しながら、その場所に合わせた商業施設を作るのが基本姿勢だから。同じ建物をあちらこちらに作るのではなく、街自体の価値がさらに上がる施設を、外観も中身も含めて作っているんですね。そこが東急不動産の商業施設事業の面白いところ。実務レベルで考えると思い通りに行かないことは多々ありますが(笑)、入社前に思い描いた、“こんな仕事がしたい”夢や理想には近付けているかなと感じながら日々、働いています」

先輩社員の声01 瀬志本 藍
先輩社員の声01 瀬志本 藍
COLUMN
先輩社員の声01 瀬志本 藍

開発から立場を替え、『東急プラザ銀座』を運営

2016年3月に晴れてオープンした『東急プラザ銀座』。開業から約9カ月を経たこの日、瀬志本藍の姿は屋上『キリコテラス』にあった。グリーンサイドとウォーターサイドという趣の異なる2空間を有す『キリコテラス』は今やこの場を目指して訪れる来館者も多い新名所。瀬志本自身「手応えを実感した」仕掛けのひとつだ。

「開発のときに企画担当した屋上テラスです。一般的にフロア数の多い商業施設は上層階への集客が難しいとされていますが、それを打破するために考えました」。現在の所属はグループ会社の東急不動産SCマネジメント。そこでマネージャーの役職に就き、『東急プラザ銀座』の運営に従事している。業務はPR全般。イベントの企画、フロアガイドやCMなどの制作のほか、日々の館内のチェックや装飾も瀬志本の担当だ。

「街でずっと愛される商業施設を作り、集うお客様の人生を彩る」。これは開発のとき、瀬志本が原動力としていたやりがいだったが、立場を運営に移した今は、その実際を噛み締めながら業務に勤しんでいるという。「特別な日にいらっしゃってディナーを召し上がるカップルや大切な方へのギフト選びをするお客様を間近に見て、お客様の生活の一部に『東急プラザ銀座』はあるということを実感する毎日です」

先輩社員の声01 瀬志本 藍

時代を見据え、リアルエステートの価値を高める

充実する日々の中で、開発と運営の違いもまた痛感している。「開発は自分の意志さえ明確にしておけば前に進むことができましたが、運営の場合、意志を決定するのはお客様。そこが難しいところ。日付や曜日、時期だけでなく、天候でもいらっしゃるお客様は全く変わってしまいますから」ゴールは常にお客様。難しい分、想定通りの結果が出たときの歓びは格別だ。「例えば、前日比からわかる集客数の増加や売上アップ、会員カード発行数の増加など、数字として結果が出たときは素直に嬉しいです」そして、やるべき業務に邁進しながらも、瀬志本の夢はまだ広がっているのだ。

「モノを作って人の流れを変え、テレビやSNSなど、様々なメディアを通じて社会に影響を与えていく。開発というハードから、運営というソフトまで、いろいろなことができる業種は総合デベロッパーのほかにあまりないとやはり私は思います。不動産はリアルエステートですが、e-コマースやバーチャル体験が当たり前になった時代の中で、リアルなものがどう時代に対応して変わり、どう評価されていくのか。そこで勝負を続ける東急不動産はやっぱり非常に面白い会社です」

※2017年2月取材時点になります。現在、商業施設営業部にて、テナントの誘致の仕事に携わっています。

プロジェクトストーリー:
東急プラザ銀座

※本記事記載の情報は2017年10月現在のものです。