先輩社員の声06佐藤 文昭Sato Fumiaki

2008年度キャリア入社
TOKYU LAND US Corporation 出向

先輩社員の声06 佐藤 文昭

規模も難易度も超大型の海外プロジェクトを担当

いま、米国で大きな話題となっている『425パーク・アベニュープロジェクト』。世界有数のオフィス街、ニューヨークマンハッタンのプラザ地区に建つ複合ビル、『425パーク・アベニュー』の再開発事業だ。東急不動産は現地のパートナー企業2社とともに、このビッグプロジェクトに参画している。そのメンバーに抜擢されたのが佐藤だ。入社以来、一貫して日本国内のオフィスビルに関する業務に携わってきた。初めて体験する米国での開発。当初は、日本との違いに驚かされたという。

「例えば、ニューヨークでの新築オフィスに対する開発規制は、東京に比べてとても厳しいのです」。ニューヨークの現行法では、古い建物を完全になくして新築する場合、既存ビルより低い容積率を採用しなければならない。それを回避するため、『425パーク・アベニュープロジェクト』では、古い建物の一部を残しながら建て直す方法を採用した。これならば既存の容積率を確保できるのだ。だが、古い建物の一部を残しながら解体するためには、細心の配慮と技術、手間が求められることになった。「2018年の竣工を目指し、スケジュールはもちろん、構造・外装・内装など図面どおりに進んでいるかを確認しながら、コスト管理もしていくのが私たちの仕事です」

先輩社員の声06 佐藤 文昭

海外志向が強く、学生時代から語学習得に注力

佐藤はもともと学生時代から海外志向が強く、“いずれ世界を舞台にした仕事がしたい”と考えていた。「地球儀を見ると、日本はいかに小さい国であるかがわかります。世界は広く、いろいろな国がある。そこで暮らす人々は、何を、どのように考えているのか知りたい。そんな想いから海外に興味をもつようになりました。英会話スクールに通い始めたのは、10年、20年先、日本だけではビジネスは収まりきらなくなると考えたからです。まずは英語ができなくては話にならないと思ったのです」

こうして地道に準備をしていた佐藤に、チャンスがめぐってきた。社内の「FA制度」である。これは、5年間同じ業務を経験した場合、優先的に希望部署に異動ができる制度のこと。佐藤はこれを活用し、念願の海外事業に携わることになった。

「今、東急不動産は海外を舞台に新たな事業基盤を構築しようとしています。その核となるような超大型プロジェクトを担当することができ、やりがいを感じています」

先輩社員の声06 佐藤 文昭

違いを乗り越えて、わかり合える喜びと達成感

米国での仕事を進めていくなかで、文化や商習慣の違いも見えてきた。物事を決める時、日本ではプロセスを1つひとつ踏んでいくため時間がかかることもある。一方、アメリカでは決定権のある人が「YES」といえば、すぐにでも決まる。だが、その瞬間まで、どうなるかがまったくわからないことが多い。ましてや、東京とニューヨークでは半日以上の時差があり、場合によっては日付も異なるのだ。

「外国の人を相手にビジネスをするのは初めてだったので、最初は苦労することばかりでした。ニューヨークの開発を日本人が行うのですからね。相手が警戒するのも当然のことです。でも、コミュニケーションを深めていくうちに、少しずつ距離が縮まりました。大切なのは、きちんと伝えきること。お互いの立場を理解した上で、物事が前に進んだ時は達成感がありますね」。わかり合おうとする努力によって、あらゆる壁は乗り越えられるのだ。「今では、米国人の担当者と英語でジョークを交わすこともできるようになりました」と笑う。

先輩社員の声06 佐藤 文昭

自分を高める努力がやりたい仕事を導く

東急不動産が行っている開発には、オフィスビルもあれば商業施設もある。さらに、マンション、リゾートホテル、ゴルフ場など幅広い。それらすべては、人々が集まり、暮らしの場となるものばかり。「ディベロッパー業の魅力は、誰が見てもわかる“モノ”として残ること。なかでも東急不動産の仕事は、スケールの大きな事業においても、お客様との距離が近い。お客様に直に接することできる。満足度の高い仕事ですね」

自らチャンスを掴み、試行錯誤しながらもやりたかった仕事に打ち込む。そのためには自分を高める努力が大切だと佐藤はいう。「ビジネスパーソンとして自分はどうなりたいのか。一見遠回りに見えるようなことや、自分のやりたい仕事でない場合でも後になって、『あの経験が今に生きている』と思えることは必ずあるし、間口を広げて考えて歩んでいけば、必ずやりたい仕事にたどり着けると思います。例えるなら、私たちは個人商店のようなもの。会社に対して何を提供できるか。価値があれば、会社は必要としてくれます。そのためにも、自分を磨くことを怠らないこと」

後輩達への熱い言葉は、ビッグプロジェクトを任された自分自身へのエールでもある。

※本記事記載の情報は2017年10月現在のものです。