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2017年10月19日 商業施設

横浜市港北ニュータウン「ノースポート・モール」リニューアル  東京大学・お茶の水女子大学と産学連携による環境改善を採用 イオンのベビー・キッズ専門店がイオングループ以外の商業施設に初出店! 2017年11月下旬「キッズリパブリックノースポート・モール店」がオープン

東急不動産株式会社(本社:東京都港区、社長:大隈 郁仁)および東急不動産SCマネジメント株式会社(本社:東京都港区、社長:佐藤 一志)(以下、総称して「当社」という。)は、2017年9月15日に「ノースポート・モール」をリニューアルオープンしました。このリニューアルの一部において、産学連携プロジェクトとしてVMD(Visual Marchandising)に基づく商業空間の改修を実施したことをお知らせいたします。

商業施設としてはデックス東京ビーチ(2016年5月リニューアル)に続き、株式会社東急不動産R&Dセンター(以下、「R&Dセンター」という。)と連携し、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻・平手小太郎研究室及び、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科生活工学共同専攻・小﨑美希研究室(以下、総称して「大学」という。)の、居場所研究の成果に基づく休憩スペース提案による賑わいの創出、視認性向上を目的としたサイン計画、などの環境改善を実施しました。

今後は、R&Dセンターが、大学と共同で、被験者を用いた空間やサインの印象評価実験を行い、今回の産学連携プロジェクトによる空間印象および利用方法の変化、視認性の向上などの環境改善の結果について、改修前後の評価による効果測定を実施する予定です。当社はこの研究結果を受け、ノースポート・モールを含む当社の商業施設を、来館者の皆様が快適にご利用いただけるよう、今後の新規開発やリニューアルへ生かしてまいります。

■大学の共同監修によるリニューアル内容
◇B1Fの吹き抜け空間の休憩スペース化
1階から地下2階までつなぐ吹き抜け空間はこれまで有効利用されておらず、館内は休憩スペースが不足しているという問題点がありました。そのため、大学に対し休憩スペースへの変更の提案を依頼しました。
大学は、天井高や他の空間との繋がりなどの空間特性や通行量を分析し、4つの場に性格付けを行い、人・本・お店・社会とつながるガレリア(歩行者)空間を設計しました。また、「座る」をキーワードに人数・時間・場所・配置などTPOを整理し、これまでの建築学の研究を応用して椅子の選定と配置計画を行いました。

図1.jpg◇サイン計画の監修
広い館内をわかりやすく案内するため、サインを一新しました。
縦方向はフロア毎で色分けをし、エスカレーター周辺の柱などにフロアで統一した色を使用しました。さらに、南北に広がる横方向には南側と北側で異なる模様のデザインを採用し、自身のいる位置がわかりやすくなるよう工夫をしました。加えてサインの設置位置に過不足がないか、また情報量や配色はわかりやすいかなど、学術的観点から監修を行いました。

図2.jpg

【 NEW TOPICS 】
イオンのベビー・キッズ専門店「キッズリパブリック」
イオングループ以外の商業施設に初出店
2017年11月下旬、イオンのベビー・キッズの専門店「キッズリパブリックノースポート・モール店」がオープンします。現在全国14店舗を展開するキッズリパブリックが、イオングループ以外の商業施設に出店するのは初の試みで、出産準備用品からキッズファッション、人気のおもちゃやテレビゲームの販売、各種イベント・ワークショップを実施し、"子育て支援サービス業"として、「安心して子育てができる街づくり」を応援します。

お知らせの詳細は、PDFでご覧ください。

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