GENERALIST 06 渋谷事業
都市事業ユニット 渋谷事業本部
渋谷運営事業部
東日 康浩
前職:異業種(メディア)
2024年キャリア入社(2013年卒)
※所属・部署名は2026年3月時点のものとなります。
デジタル領域での
経験を活かし、
独自の強みを持つ
プロフェッショナルへ
子どもが生まれて職業観が変わった
1社目の通信キャリア企業時代に長女が、2社目のマスメディア企業時代に次女が誕生し、私のライフステージと職業観は大きく変化しました。次女が生まれた頃、私はデジタル領域で新規事業や新サービスの開発に取り組んでいました。デジタル領域の仕事にやりがいは感じていたものの、やがて「リアルとの接点がないと面白くない」と思うようになりました。サイクルが速いデジタルと違い、次世代や自分の子どもが体験できるもの、人の人生や生活にダイレクトに影響を及ぼす領域、すなわち不動産やデベロッパーの仕事には、「受け継いでいけるロマン」があると感じたのです。
私は生まれも育ちも東急沿線に近いエリアです。子どもが習い事などで利用する馴染みのエリア近くの商業施設を利用するたびに、自分が幼い頃に遊んだ場所が世代を超えて受け継がれる文脈を実感しました。そして次は自分が子どもと一緒に生活できるような場所や暮らしの豊かさを提供したいという思いを強くしました。そうした思いから、馴染みのエリアである渋谷や東急沿線で開発事業を手がける東急不動産への入社を決めました。
CAREER FLOW
- 2013年 新卒で通信キャリア企業に入社。ソリューション提案営業、新規事業開発等に携わる。
- 2021年 マスメディア企業に入社。プロダクトマネージャーとして情報サービス開発に携わる。
- 2024年 東急不動産に入社。都市事業ユニットで広域渋谷圏の物件運営、ソフト領域における新規コンテンツ企画・開発に携わる。
学びの意欲は年齢差を越える
不動産とはまったく畑違いの道を歩んできたため、30代での未経験分野への挑戦でしたが、「とりあえず受けてみる」というチャレンジ精神がベースにありました。入社すれば何とかなるだろうという自信はあったものの、最初に担当した代官山の複合施設「Forestgate Daikanyama」の運営業務は、知識も経験もない異業種からの転職者にとっては専門知識の習得や関係者との調整が求められる、難易度の高い仕事でした。日々の業務では、物件運営におけるPMやBM、テナントなど、多くのパートナーの役割把握や専門的な単語のキャッチアップに非常に苦労しました。わからなければ教えを請うしかありません。私は、困ったら年次や立場の上下に関係なく、新卒の社員も含め「どんどん聞いて回る」という姿勢を大切にしました。メンバーには2年目、3年目の若手が多く、ひょっとしたら「こんなことも知らないんですか」と嫌な顔をされるのではないかと懸念したのですが、それはまったくの杞憂で、誰もが面倒がらずに丁寧に教えてくれました。もっとも黙っていても手取り足取り教えてくれるような会社ではないのも事実で、自分にできることを明確に伝え、積極的に学びながら業務に取り組む姿勢は不可欠です。前職の法人営業で培った対人コミュニケーション能力や利害関係の調整力は、社内外の多様な関係者との協力体制を築く上で役立っていると感じています。
初めてのPark-PFI計画に携わる
次のチャレンジが、代々木公園BE STAGEの運営立ち上げでした。本施設は、東京都が実施する都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用したもので、各テナントとの契約や運営ルールの整備など、私にとっては初めてのことばかりで、手探りで進めたプロジェクトでした。とはいえ、公園が併設された商業施設は当社として今までありませんでしたから、ポテンシャルは無限です。どんな公園をつくり、どのように街の発展に寄与させようかと考えることを、心の底から楽しみました。
代々木公園 BE STAGEは3月に開業しました。夢中で走り抜けて、やっとここまでこぎ着けたかという思いでした。スケートパークを滑っている人たちの姿を目にして、自分たちでつくり上げた施設で大勢の人が笑顔になることの素晴らしさを実感し、成長した自分の子どもたちが仲間と一緒にここでスケートボードを楽しむシーンを想像したら胸が熱くなりました。
1週間の業務割合
業務と関連するプロジェクト
新たなコンテンツの創出によるまちづくり
現在チャレンジしているのは、広域渋谷圏のまちづくりです。従来のハードによるまちづくりではなく、ソフト開発によるまちづくりを担うものです。私が担当するプロジェクトの一例として2025 年4月25日に「代々木公園 BE STAGE」にて、日本初上陸となるハワイアンレストラン「Tiki’s Tokyo(ティキズ トウキョウ)」および併設する「NORTH SHORE CAFÉ」をオープンし、その運営を担当しています。単純に飲食店を誘致して集客を期待するだけでなく、イベントなどコンテンツを発信することによる街の新たな賑わいの創出に結びつけようという試みが既に行われています。また、当社の持つ物件においてどんなコンテンツが展開できるか、日々試行錯誤しながら取り組んでいるところです。
前職では主にデジタル領域でのものづくりに携わりました。プロジェクトマネジメントの経験が活きていることに加え、デザイナーや設計者など多様なプロフェッショナルと連携を深めていく際には、前々職で培ったコミュニケーション力が活かされていると感じます。
デジタル・事業開発の経験を融合し、独自の強みを構築
不動産が得意とするハード開発だけでなく、コンテンツ事業を通して渋谷を新しい文化の発信地として、その想いを街の未来につなげていくことは、非常に意義深いことだと感じています。私自身、中高生の頃には渋谷へ行けば何か刺激に出会えると感じ、ワクワクしながら足を運んだものでした。この先、私の子どもたちも同じようにワクワクしながら渋谷を歩いてくれたら、こんなに嬉しいことはありません。今後は、まだ経験できていない不動産の「ハード面」の知識や経験を早急に深めることが最優先課題です。これまでのデジタルや事業開発の経験と融合させることで、「あの領域なら東日に任せればいい」と言われるような独自の強みを持つことを目指しています。最終的な目標は、自身が新しく作った収益モデルや体制モデルを、国内だけでなく海外でも横展開できる形に構築し、会社全体に広範囲に良い影響をもたらすことです。
OFF TIME
子どもが2人いるため、休日はとにかく子どもと全力で楽しむことをモットーにしています。毎週どこに行こうか、何をしようかと考える時間も幸せです。