東急不動産 Career Recruit

CROSS TALK

03 働き方座談会

忙しさにはワケがある?
働き方へのホンネを語る。

「デベロッパーは忙しすぎる──」そんなイメージを持たれる方は少なくないでしょう。東急不動産では、どうでしょうか。大型プロジェクトの重要な節目を迎え忙しく働くプロジェクトチームのメンバーが、働き方についてのリアルを語り合いました。

MEMBER

宮城 貴紀

都市事業ユニット 開発企画本部 開発第一部 課長

2012年、新卒入社。都市事業ユニット 商業施設事業本部 商業施設開発部、財務部、グループDX推進部(兼務)経営企画部を経て、2022年より現所属。

小田嶋 美咲

都市事業ユニット 開発企画本部 開発第一部

シンクタンクを経て、2023年にキャリア入社。都市事業ユニット 開発企画本部 開発第一部に配属され、1年の産休・育休取得後、現在に至る。

野田 萌佳

都市事業ユニット 開発企画本部 開発第一部

2020年、新卒入社。都市事業ユニット 投資推進本部 投資企画部、同事業戦略部を経て、2023年より現所属。

岡林 紗世

都市事業ユニット 開発企画本部 開発第一部

2021年、新卒入社。グループDX推進部を経て2024年より現所属。

平田 拓也

都市事業ユニット 開発企画本部 建築計画室 課長

ゼネコンを経て、2023年にキャリア入社。都市事業ユニット 開発企画本部 建築計画室に配属され現在に至る。

難易度の高い
プロジェクトだからこそ
得られるものがある

──皆さんは2024年3月に新築着工した「新宿駅西口地区開発計画」プロジェクトのメンバーです。事業の概要と関わりについて教えてください。

宮城

当社は、小田急電鉄様と東京地下鉄様の2社が推進していた新宿駅西口地区開発計画に2023年度より事業パートナーとして参画しています。平田さんと岡林さんは、設計や施工関連を担当。平田さんは専門性を活かして品質や性能面から、岡林さんは運営や事業面から、計画業務を推進してくれています。小田嶋さんは事業計画の策定・管理、小田急電鉄様や東京地下鉄様との役割分担などの協議を担当し、野田さんは営業と設計・施工のハブとして商業MD策定やそれに伴うプラン変更等を担当しています。
「大規模」というだけでも難しいプロジェクトですが、現場の中を旅客が通っていたり、鉄道が現場の真横を通ったりしている中での工事で施工難易度も随一です。また鉄道会社と不動産会社というバックボーンが異なる3社が同じ方向を向き事業を進めていくことも簡単ではなく、非常に高難易度のプロジェクトだと感じています。

宮城さんのおっしゃるように共同事業者含め、関係各社はそれぞれ異なる考え方や文化を持っているので、それぞれの思いや目線を集約して同じ目標に向かっていく土壌づくりは非常に重要です。また大型物件のため、開業後は多くの方が携わることになります。将来的に施設に来ていただく方や、運営・管理に関わる方を意識して、今のうちにできるだけ先を見据えた仕組みをつくることを心掛けています。10年後20年後といった長期的な時間軸と、想像力を持つことが大切だと感じています。

小田嶋

野田

私が担当するオフィスや商業の部分では、テナント、設計者、施工者等、関係者が多岐にわたります。デベロッパーとテナント、設計施工者は一見利害の対立する間柄のように見えるかもしれませんが、一緒に事業をつくり上げる大切なパートナーです。それぞれの立場で異なるミッションや譲れないポイントがありながらも、より良いプロジェクトにしたいという目標は同じなので、妥結点を見つけられるよう丁寧なコミュニケーションの積み重ねが不可欠だと考えています。

共同事業者として決めるべきことは多く、インフラ会社との協議方針といった大きなお金が動く話から建具の種類や設備の位置といった細かい話まで多岐にわたります。決定を下すためには十分な材料をそろえる必要がありますが、これほど大規模なプロジェクトを経験している人は社内でも限られていますし、AIに尋ねてわかることでもないので、相談相手を見つけ出すだけでも大変です。

岡林

平田

専任職としての目線で私が感じているのは、設計者さんや施工者さんからの問い合わせに答える際、他社と合意形成を図りながら進めていくことの難しさです。

皆さんおっしゃっていますが、プロジェクトを進めていく上では、たくさんの関係者の方との共創が不可欠です。また竣工後も何十年も使われる施設になるので、将来の関係者のことも考えて、ひとつひとつの判断を積み重ねる必要があります。専門的な知識も当然必要ですが、各担当者が関係者と丁寧なコミュニケーションを心がけ、また将来この施設に関わる方のことまで想像力を働かせて事業を推進してくれているので、プロジェクトが順調に進んでいるのだと思います。ただでさえ難易度の高いプロジェクトで、高い品質を求めようとすると、日々の業務は大変ですが、世界最大のターミナル駅である新宿に、エリア最大の建物を開発する醍醐味は、誰でも味わえるものではない貴重な経験だと思います。

宮城

時間も場所もフレキシブル。
チームワークを活かした働き方

──皆さんの“働き方の現実”について、お聞かせください。

小田嶋

関係者が膨大ということもあって、このプロジェクトは社内の打ち合わせや社外との会議がとにかく多いですよね。日中はミーティングで埋まってしまい、資料作成などの自分の業務が朝や夜になってしまうことが珍しくありません。

これだけの大規模プロジェクトを少数のメンバーで進めているので、デベロッパー業界はどこも各プロジェクトの担当者は少ないですが、実際大変だなとは思います。

宮城

平田

ミーティングの予定を組むのが、緻密なパズルみたいで大変ですよね。

ただ、誤解のないようにお伝えすると、とりあえずミーティングをするということはありません。当グループは、コミュニケーション手法は内容に応じて最適だと思うツールを選ぶというルールにしています。相手が共同事業者の方なのか、現場の所長さんなのか、ミーティング内容は情報共有なのか議論が必要な内容なのか。電話やメールで済むもの、オンラインミーティングでよいもの、やはり対面で打ち合わせが必要なもの。細かなニュアンスの違いが大きな行き違いの原因になることは、往々にしてあるので、コミュニケーション手法も意識して選ぶようにしています。

宮城

野田

皆さん各所で関係者の方との打ち合わせがあり外出が多いので、社内の打ち合わせにはオンライン会議を活用するケースも多いです。あとはTeamsなどのコミュニケーションツールを、フル活用しているので、簡単な相談や確認はチャットで解決させて効率化を図っています。

個人の作業は、各自のライフスタイルに合わせて働きやすい場所、時間に行ってもらえばよいと考えています。例えば私自身は5歳の子どもがいるので、保育園の送迎時間はしっかりとっています。業務量は多いですが、サステナブルな働き方をする上で、時間や場所のフレキシビリティは重要だと考えます。

宮城

野田

働き方はかなりフレキシブルですよね。朝派もいれば夜派もいたり。関係者の中には海外の方もいらっしゃるので、時差の関係でミーティングが夜遅くになることも多いので、次の日の朝はゆっくりめにスタートすることもあります。

私は日中の設計者や施工者の方々との打ち合わせを終えて、晩ご飯の時間までに帰宅するパターンが多いです。キッチンに立っているのが好きなので、晩ご飯をつくる時間がリフレッシュになっていて、その後家で仕事の続きをすることも多いです。

岡林

小田嶋

スケジュールを工夫することで、柔軟に自分の時間を作れることは魅力だと感じます。私は1歳の子どもがいるため保育園のお迎えの日は夕方に退社し、子どもが寝た夜に仕事をすることもあります。またスーパーフレックス制度があるため、子どもの体調不良時でも有給を使うことなく、夫婦で交代して仕事と看病をすることができています。育児に限らず、プライベートの時間を作れるようお互い助け合う文化がありますよね。祝日前後をつなげた旅行や、1週間程度の海外旅行も楽しむメンバーも多いです。

一生に一度のプロジェクトだから、
しっかりと楽しみたい

──働き方やプロジェクトの今後について、聞かせてください。

宮城

情報共有の方法の峻別、各打ち合わせの目的の明確化や進め方の工夫で、もっと効率よくできるんじゃないかなど、常に話し合っています。

私は他のプロジェクトにも関わっているのですが「新宿のチームは工夫してうまくやっているよね」という言葉をよく耳にします。

平田

小田嶋

Teamsでチャネルを細分化して、効率的に記録・コミュニケーションをとるスタイルが浸透していて、ストレスなくやりとりできています。

この規模のプロジェクトにしては人が少ないと言いましたが、一方で、一人一人の裁量が大きいというメリットもあります。まちづくりをしたいという思いをもった方には、とても楽しい職場なのではないかと思います。特に新宿プロジェクトは、歴史的にも希少なプロジェクトだと思いますので、大変かもしれませんが、やはり仕事を楽しんでもらえたらと思っています。人生で後から振り返った時に、きっと良い経験になっているのではと思いますし、そうなるように働いてほしいです。

宮城

小田嶋

私もそう思います。人生において、とても貴重な経験をさせていただいていると感じ、開業が今からとても楽しみです。

新宿という街が大きく変わる一役を担うプロジェクトだと思うので、多くの人に愛される施設になるよう、頑張りたいですね。

野田

岡林

将来、個人的に施設を利用するとき、「ここは苦労した」「頑張った」ときっといろいろ思い出すと思うので、そのときに「もっとこうすればよかった」という後悔がないような仕事をしたいと考えています。

この経験を他のプロジェクトにもしっかりと展開できるよう、一つひとつの業務を大切にしたいと思います。

平田

──ありがとうございました。

WRAP-UP

たくさんの印象的な言葉が飛び出したクロストークとなりました。ボトムアップが魅力の東急不動産。自分の意思でチャレンジできるから、結果としてどんどん忙しくなっていく面はあるようです。そんな中でもプライベートの充実を忘れることがないのも、東急不動産の社員ならでは。公私ともに主体的に取り組む姿勢が根付いているようです。そうした働き方を支える上で、チームワークの重要さも再認識できました。