東急不動産美しい時代へ―東急グループ

最新月次報告(簡易版)

〜月次報告:2012年11月〜

J-REIT資産規模(2012年10月末日現在)
物件数※: 2,054件(前月2,040件)
資産総額(取得金額ベース)※ :9兆1,113億円(前月9兆0,376億円)
資産総額(鑑定評価額ベース)※:8兆4,691億円(前月8兆4,143億円)
投資法人※:35投資法人(前月35投資法人)

運用時NOI利回りは横ばい
◆CBREによると2012年9月末における東京都心部のAクラスビル(築11年未満、基準階面積500坪以上、延床面積1万坪以上)の空室率が前回調査時(2012年6月末)より改善している。BCP(事業継続計画)対応や耐震性の向上等を目的とした老朽化した自社ビルの売却・建替えのために、賃貸ビルに移転する企業が増加したことにより、賃貸ビルの需要が拡大した結果とみている。
◆大和ハウスリート投資法人が2012年11月28日に上場予定。19の物流施設と5つの郊外型商業施設で構成され、当初の資産規模は取得価格ベースで1,145億1,900万円。
◆シンガポールのGlobal Logistic Propertiesが運営中のREIT(GLP投資法人)の日本での上場を発表。
(時期や上場する市場は明らかにしていない。)また、同投資法人に2,090億円相当の資産を移すことを発表した。
1.投資口の動向
◆日本の株価の動向
上旬は世界銀行やIMFの成長率見通しの引き下げ等から小幅下落、中旬に日銀の追加金融緩和への期待からやや上昇したものの、下旬になると米企業の決算が低調であったことや欧州の経済指標が悪化したこと等が懸念され下落傾向で推移。
◆REIT指数
上旬は日銀が金融政策を据え置いたことを受けてほぼ横ばいであったが、中旬にはオフィスの空室 率の改善が発表されたことや日銀による追加金融緩和策の検討の報道を受けて上昇に転じ、下旬に は政府による日銀への資産買入れ基金の増額要請の報道を受けてさらに上昇したが、月末に日銀が 決定した金融緩和策の内容が概ね市場予想の範囲内であったことから上げ止まり傾向で推移。
2.運用時NOI利回りの動向:5.7%(前月5.7%)

◆エリア別
港・中央・千代田区:5.0%(前月5.0%) 地方:6.5%(前月6.5%)

◆アセットタイプ別
オフィス:5.4%(前月5.4%) 共同住宅:5.8%(前月5.8%)


3.取得の動向14件
(前月35件)


4.売却の動向:0件
(前月4件)


各利回りと件数は前期と比較して上昇:、横ばい:オレンジ、低下:で表示しております。

2012年11月月次報告(2012.11.15)

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