東急不動産美しい時代へ―東急グループ

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〜月次報告:2014年1月〜

J-REIT資産規模(2013年12月末日現在)
物件数※: 2,544件(前月2,518件)
資産総額(取得金額ベース)※ :11兆4,127億円(前月11兆2,792億円)
資産総額(鑑定評価額ベース)※:10兆9,076億円(前月10兆7,667億円)
投資法人※:43投資法人(前月43投資法人)

運用時NOI利回りは低下
◆ヒューリックリート投資法人が2014年2月7日に上場予定。上場時の運用資産は21物件・1,014億円(取得価格ベース)。主たる投資対象及びその割合は、東京23区内の駅から徒歩5分以内に立地するオフィスビル及び東京圏に立地する商業施設に80%程度、有料老人ホーム及び通信インフラ施設に20%程度としている。運用はヒューリックリートマネジメント?梶B
◆大和リアル・エステート・アセット・マネジメント?鰍ヘ、AIPジャパン合同会社とのアドバイザリー契約により日本ヘルスケア投資法人を2014年1月7日に設立。ヘルスケア施設に特化したREITとして2014年3月から運用を開始し、同年中に上場を目指す。運用開始時の資産規模はおよそ100億円、上場時には300億円程度とする意向。主な投資対象を有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅とし、病院、メディカルモール、ライフサイエンス施設などにも投資をおこなっていく。
1.投資口の動向
◆日本の株価の動向
月初は日銀の追加緩和期待などから円安が進行し上昇したが、その後、米国の量的金融緩和の縮小懸念の高まり等から半ばにかけて下落した。しかし、後半に入ると米国の量的金融緩和の縮小が決定されたものの、慎重なペースでの縮小と低金利政策維持が示されたこと等を好感し、上昇した。その後も、米国の経済指標が良好であったことなどを背景とした円安の進行などから、月末には年初来高値を更新した。
月末の日経平均株価は16,291円(前月末比+4.02%)
◆REIT指数
月初から中旬にかけては、証券優遇税制の廃止に伴う継続的な利益確定売りや、株価と同様の理由により、下落基調で推移した。しかし、下旬に入ると株価と同様の理由や、月初からの利益確定売り圧力が解消されたこと、さらには2014年から始まるNISAを通じたJ−REITへの資金流入に対する期待感等から大幅反発し、月末にかけて上昇した。
月末の東証REIT指数(配当込)は2,524.39(前月末比+3.71%)
2.運用時NOI利回りの動向:5.5%(前月5.6%)

◆エリア別
港・中央・千代田区:4.8%(前月4.8%) 地方:6.4%(前月6.4%)

◆アセットタイプ別
オフィス:5.3%(前月5.3%) 共同住宅:5.6%(前月5.7%)


3.取得の動向28件
(前月36件)


4.売却の動向:2件
(前月6件)


各利回りと件数は前期と比較して上昇:、横ばい:オレンジ、低下:で表示しております。

2014年1月次報告(2014.1.15)

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