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トップメッセージ

東急不動産ホールディングスグループの中核企業として
共創による価値創造で、地域に愛される会社No.1へ

大隈 郁仁

東急不動産は、東急不動産ホールディングスグループの中核企業として、都市事業、住宅事業、ウェルネス事業、海外事業などを展開する総合不動産企業です。1953年の設立以来、私たちは一貫して、新たな不動産ビジネスによる価値創造を追求してきました。時代や社会環境の変化とともに事業領域を拡大させ、開発事業から管理事業・仲介事業、そして"手の復権"を掲げて小売業にも進出しました。これらは現在、グループ傘下の「東急コミュニティー」「東急リバブル」「東急ハンズ」として、それぞれ独立した経営を行っています。2000年以降は、主たる収益源を分譲からオフィス・商業施設などの賃貸へとシフトさせ、バブル経済崩壊やリーマンショックを乗り越えました。不動産証券化事業にも早くから参入し、安定収益による強い企業体質づくりに取り組んできました。

私たちは実績に裏打ちされたデベロップメント力と安定した収益力を強みに、グループの指針となる中長期経営計画「Value Frontier 2020」の主翼を担うべく、東京五輪が開催される2020年をターゲットイヤーに各事業を推進しています。都市事業では、開業1周年を迎えた大型商業施設「東急プラザ銀座」のほか、渋谷駅周辺(道玄坂・桜丘口・南平台)や浜松町・竹芝で大型プロジェクトを進め、政府が掲げる成長戦略の推進やインバウンド需要の拡大に応えながら、グローバル都市TOKYOの競争力向上に取り組んでいます。なかでも、私たちのホームグラウンドである渋谷とその周辺エリアを含めた「広域渋谷圏」では、No.1ポジションの確立をめざしています。住宅事業では、製販一体体制のもと、分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」の新規供給を進めるとともに、お客さまの多様なニーズに対応した商品企画やグループ全体での永続的なサービス提供により、BRANZブランドの価値向上に取り組んでいます。ウェルネス事業では、余暇・シニア・健康関連を合わせた約8兆円の市場に着目し、総合ウェルネス事業者としての知見を結集させ、会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」やシニアレジデンス「グランクレール」などにより、プレゼンス確立を図っています。その他、北米やインドネシアを中心とする海外事業の展開などにも取り組み、総合不動産企業としての成長性の確保に努めています。

私は、共創による新たな価値創造こそが、変化する社会課題に柔軟に対応し、社会から必要とされ続けるための最良の道だと確信しています。東急不動産ホールディングスグループの中核企業として、グループシナジー創出を加速させるとともに、新たな経営ビジョン「挑戦と進化。そして地域から愛され続ける会社No.1へ」を策定し、その実現に向けた具体的な施策を展開してまいります。

2017年から2020年までの4年間は、「Value Frontier 2020」のセカンドステージです。新しい未来を描き、たゆまぬ挑戦と進化を続けていくためには、なによりも私たち自身が「活力ある強い組織」でなければなりません。昨年来、従業員の健康の実現を図る「健康経営」を推進するとともに、各人の働きやすさと働きがいが私たちの価値の源泉であると考え、全社を挙げて「働き方改革」に取り組んでいます。また、お客さまや社会からいただく「安心と信頼の東急」という評価を維持するため、コーポレートガバナンスやコンプライアンスの強化にも、引き続き注力してまいります。

独創的で個性あふれる街づくりを通じて、地域のみなさまから愛され続ける企業集団へ。私たちはこれからも、新しい住まい方、新しい働き方、新しい過ごし方を、積極的に世の中に発信してまいります。2020年に向けた新しい東急不動産に、どうぞご期待ください。

代表取締役社長 大隈 郁仁