
都会と暮らしをつなぐ、 恵比寿の新たなライフスタイル拠点 「東急ステイ渋谷 恵比寿」開業
100年に1度のシブヤ大改造
DATE 2026.05.29
2026年3月、JR恵比寿駅西口から徒歩2分の場所に「東急ステイ渋谷 恵比寿」が開業しました。渋谷・新宿・六本木など都内主要エリアへのアクセス抜群の立地に、全77室・5タイプの客室とオールデイダイニング「EZARO(エザロ)」を有する新たな都市滞在の拠点です。
訪日客が多い広域渋谷圏において、既存ホテルを大規模リノベーションし、東急不動産と東急リゾーツ&ステイが一体となって生み出した当施設。それは「東急ステイ」ブランドの新たな章の幕開けでもありました。

PROFILE
岸 留美
東急不動産 都市事業ユニット
渋谷事業本部 渋谷開発部 事業企画G

PROFILE
播間 洋輔
東急リゾーツ&ステイ
東急ステイ渋谷 恵比寿支配人
広域渋谷圏戦略が生んだ、恵比寿の新拠点
このホテル開発の背景には、広域渋谷圏が抱える課題がありました。渋谷は東京都のなかでもインバウンド訪問率・満足率ともに1位を誇る一方、ホテル客室数が少ないエリア。インバウンド需要に対して、宿泊の受け皿不足が課題となっていました。
そこで、恵比寿駅付近の既存宿泊施設を取得。大規模リノベーションにより「東急ステイ」ブランドへの転換を図り、訪日外国人のニーズに応える多様な客室や設備を整え、広域渋谷圏における宿泊機能の強化を行いました。
東急リゾーツ&ステイが運営する東急ステイブランドとしては初のリブランドホテルです。
「Stay Connected.」ブランドが新章へ
東急ステイは2026年2月に、よりグローバルな滞在ニーズに対応するためにブランドコンセプトを「Stay Connected.」へと刷新しました。「街と自分」「過去と未来」「日本と世界」「ブランドと感性」など、あらゆる“つながり”を再構築し、ゲストが新たな発見や自分自身との再会を体験できるライフスタイルホテルとして、新たな価値を提案します。
東急ステイ渋谷 恵比寿は、「人が集まり、会話が集うライフスタイルホテル」として、国籍や年齢・性別に関わらず恵比寿という街の文化に触れ、旅人が暮らすように滞在できる“ひらかれた場”を目指しています。

「Tokyo Artisanal Collective」CLOCKが監修した空間
ホテルのデザインは、「CLOCK」の監修のもと、「Tokyo Artisanal Collective」をコンセプトに設計されました。職人の技と創造性が交わる恵比寿ならではの空間づくりとして、自然素材を活かしたデザインとかつての恵比寿の町並みを象徴する煉瓦意匠を取り入れ、革新のエネルギーと手作りの美学が息づく佇まいを実現しています。
2階のレセプションカウンターBARは夕方から表情を変え、ゲストとスタッフが並ぶ“交流のハブ”に。シグネチャーカクテルやアペリティーボの提供を通じ、物語性のある体験を届けます。
CLOCKとは
CLOCKは「調和」を軸に、街の記憶や建物の素地、素材の質感に耳を澄ませながら空間を形づくる建築設計事務所。関わる人々に寄り添い、その思いを受け止めながら、心地よい居場所や時間を描き出します。
暮らせる機能と休める快適性を両立した客室
客室はコンパクトながら洗練されたコンフォートダブルから、洗濯乾燥機・ミニキッチンを備えたデラックスツイン、最大4名まで宿泊可能なシグネチャーファミリーまで、多彩な5タイプを揃えています。
長期滞在でも快適に過ごせる生活機能の高さは東急ステイが長年培ってきた強みであり、恵比寿という街が持つ大人の感性とライフスタイル性を加えることで「住まいの延長」としてくつろげる空間を実現しました。
恵比寿の新しい食の拠点、オールデイダイニング「EZARO」
2階にはイタリアンをベースとしたオールデイダイニング「EZARO(エザロ)」が誕生。朝・昼・夜・BARタイムまで一日を通して楽しめる、ホテルの内外に開かれたレストランです。
「EZARO(エザロ)」とは、イタリア語で宝物を意味する「デゾーロ」と高揚を表す「エザルタツィオーネ」を組み合わせた造語です。空間・雰囲気・料理・ドリンク・おもてなしのすべてで、訪れる皆さまに心躍る高揚感をお届けするイタリアンレストランを目指して名づけました。
テラス席やBARカウンター、個室など多彩なシーンに対応した開放的な空間で、毎朝店内で発酵させて焼き上げる「発酵バターのクロワッサン」が名物の朝食ビュッフェ、5種の麺とソースの組み合わせを楽しめるランチ、モダンイタリアンのディナーと、時間帯ごとに異なる顔を見せます。
夜は特製シグネチャーカクテルが光るBARタイムへと変わり、ふらりと立ち寄りたくなる落ち着いた雰囲気です。
グループの力を結集した、ここだけの体験
このホテルの大きな特徴が、東急リゾーツ&ステイが持つグループ内リソースを存分に活用した体験設計です。
東急ハーヴェストクラブとの連携フェア(毎月開催)では、全国30カ所で展開するハーヴェストクラブから毎月1施設を選び、10日間限定でランチ・ディナーをEZAROにて提供。各地の食材や特色を取り入れた特別メニューが並びます。
4月:軽井沢コラボ※終了しました
6月17日(水)~26日(金):箱根甲子園・VIALA箱根翡翠コラボ
ランチセット2,700円、ディナー単品1,800円(税抜)
ランチセット3,100円、ディナー単品2,200円(税抜)
また、東急リゾートタウン蓼科との連携として、蓼科のカラマツの間伐材から作られたオリジナル洗濯洗剤も客室に備えています。間伐材から抽出したアロマオイルにラベンダーの天然精油を組み合わせた100%植物由来の洗剤は、循環型社会への貢献と心地よい滞在の両立した一品です。
恵比寿の街とつながるコラボレーション
グループの枠を超えた地域連携も充実しています。
代官山の紅茶専門店「THESIER(テシエ)」とはチェックイン時のウェルカムティー2種を共同開発。シャンパンのような味わいで歓迎を表現した「Memorable tea」と、夜のリラックスに寄り添うノンカフェインの「Relax Night Blend」を用意しています。
渋谷東の焙煎所「THE COFFEE HANGAR(ザ コーヒー ハンガー)」で焙煎したオリジナルコーヒー「HANG OUT」は、ウィスキーボンボンチョコレートとの親和性を意識したブレンド。旅を通じたさまざまな人との出会いをコンセプトに、ウェルカムドリンクとして提供します。
サッポロビールとの共同企画では、「SORACHI 1984」の香りを泡だけで楽しむ新感覚ドリンク「ソラチラテ」や、ヱビスプレミアムブラック×自家製バニラアイスの大人のデザートなど、ホテル滞在の余韻を深めるオリジナルメニューを展開。
さらに全客室には、デュワーズ12年を使った「ウィスキーボンボンチョコレート」を用意し、恵比寿での滞在をより印象的なものにしています。
担当者からのコメント
岸 留美
従前ホテルのリノベーションに際し、客室数を127室から77室に抑えることでミニキッチンや洗濯乾燥機など東急ステイらしい設備を実装するとともに、狭さを感じさせない家具デザインの工夫などで上質感があり居心地の良い空間を実現しました。
これらの上質な空間と恵比寿駅前という立地が評価され、開業間もなく高稼働率を実現し、お客様からも好評をいただいております。
また、5月には地下1階に2軒の寿司屋もオープンしました。恵比寿に集う大人のお客様に喜ばれる施設となればと思っております。
播間 洋輔
東急ステイ渋谷 恵比寿は東急ステイの33施設目として2026年3月17日に開業致しました。
高まる訪日観光需要に対して、海外からお越しのお客様に恵比寿の街の魅力を余すことなく伝えられるよう、象徴的BARカウンターや、恵比寿の街を思わせる客室のしつらえに加え、店舗オリジナルのカクテルやコーヒー、紅茶、部屋入れのアイスクリームなどこだわりの品をご用意しておもてなし致します。
様々なオリジナル製品やサービス、そしてスタッフとのコミュニケーションを通じてディープな「恵比寿」を体感いただけるライフスタイルホテルとして、グローバルなお客様にお楽しみいただきたいと意気込んでおります。
「泊まる」から「地域や人とつながる」へ
東急ステイ渋谷 恵比寿は、広域渋谷圏における宿泊拠点の拡充という都市戦略上の役割を担いつつ、その枠を超えて街のつながりをゲストに届けるハブとして歩み始めました。
ビジネスや観光でのひとときから、地域や人、ものとの豊かなつながりや思い出が生まれていく。そんな新しい滞在の形を、東急ステイ渋谷 恵比寿は提案し続けます。
東急不動産ホールディングスグループは、2015年に国連サミットで採択された2030年までの「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献しています。持続可能な世界を実現するための17の目標のうち、取り組む項目を定め、SDGsを起点にサステナブルな社会と成長をめざします。本プロジェクトにおいては、上記の目標の達成に寄与するものと考えます。

