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トップメッセージ
東急不動産ホールディングスの中核企業として
グループをけん引し、人が輝くまちづくりで未来価値を創造する

東急不動産は、東急不動産ホールディングスの中核企業として、都市事業、住宅事業、インフラ・インダストリー事業、ウェルネス事業、海外事業などを展開する総合不動産企業です。1953年の設立以来、一貫して新たな不動産ビジネスによる価値創造を追求してきました。時代や社会環境の変化とともに事業領域を拡大させ、不動産証券化事業にも早くから参入し、安定収益による強い企業体質づくりに取り組むほか、2000年以降は主たる収益源を分譲からオフィス・商業施設などの賃貸へとシフトさせるなど、理想的なポートフォリオ実現に向けた進化を遂げてきました。これまでの歩みは、まさに挑戦と進化の歴史であり、未来に向かって「変化する力」そのものが私たちのDNAといえます。
私たちは現在、実績に裏打ちされたデベロップメント力と安定した収益力を強みに、東急不動産ホールディングスグループの指針となる長期ビジョン「GROUP VISION 2030」、「中期経営計画2030」の実現に向け、各事業を展開しています。グループが掲げる「誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来」を目指し、全社一丸で取り組んでいきます。
私たちのホームグラウンドである渋谷とその周辺エリアでは、職・住・遊の3要素を融合させた渋谷型都市ライフの実現を進める「広域渋谷圏構想」を掲げており、2024年には「東急プラザ原宿『ハラカド』」「渋谷サクラステージ」といったプロジェクトが竣工・開業を迎えました。今後も、この広域渋谷圏において、産業育成・都市観光・都市基盤整備の3軸で、行政や地域社会と連携しながら街の未来価値を創出し、国際競争力の強化に寄与してまいります。
また、インバウンド需要の拡大や産業構造の変化等の時代の潮流をチャンスと捉え、これまでのまちづくりのノウハウを最大限に活かし、インダストリー事業やリゾート事業等を通じて地域価値を最大化させる開発を行い、地域の活性化とともにグローカルビジネス※の拡大を図ってまいります。
※グローカルビジネス:グローバルで起こる事業環境の地殻変動を捉えながら、ローカル(地域)と共創し、インパクトを創造(地域価値の最大化)するビジネス
「まちづくり」と並び、私たちは早期から「環境先進」の取組みを進めてきました。特に2014年に参画した再生可能エネルギー事業においては、開発中を含む施設数が100カ所以上と国内トップクラスの規模を誇っています。自社での使用電力についても再生可能エネルギー化を進め、2024年には国内事業会社として初めて「RE100」の達成が認定されました。今後、再生可能エネルギー事業の強固なバリューチェーンを構築するとともに、リゾート事業地における環境共生の取組みや環境配慮型のマンション開発など、各事業において環境課題解決と社会課題解決を組み合わせた取組みを加速させていきます。
私たちが培ってきた「変化する力」は、社員一人ひとりのチャレンジ精神や、それを後押しする組織風土に支えられてきたものです。これからも、すべての社員の力を「UNITE」することで、複雑化・高度化する社会課題と向き合っていきます。新しい価値創造に向けて、絶え間なくチャレンジを重ねていく東急不動産に、どうぞご期待ください。
2025年5月
代表取締役社長
