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「東急不動産赤坂ビル」の解体工事に着手 ~解体前のビル内で警視庁の訓練に協力~

 東急不動産株式会社(本社:東京都渋⾕区、代表取締役社⻑:星野 浩明、以下「東急不動産」)は、地域の皆様にご愛顧いただいた「東急不動産赤坂ビル」(所在地:東京都千代田区)について、築54年が経過して建物が老朽化していることから2023年10月31日に営業を終了し、2023年12月1日より第1期解体工事に着手いたしますのでお知らせいたします。今後、第2期の解体工事を経て2027年夏頃の解体完了をめざします。なお、跡地については当社所有の新たな施設を開発する予定です

◆東急不動産赤坂ビルについて
 東急不動産は、当時、国際色豊かで高級なイメージとなりつつある同地に、第一級のホテルと高級専門店街、オフィスを組み合わせた複合ビルを建設しました。1969(昭和44)年9月13日に開業した赤坂東急ホテル(2002年に「赤坂エクセルホテル東急」に改称)は、東急不動産が建物所有者として企画設計をし、東急建設がビル施工、東急百貨店が内装施工と什器備品の納入を手がけ、東急エージェンシーが宣伝を担当するという、東急グループの総合力で開業したホテルとなりました。
 広い間口を生かした地下2階地上14階建ての赤坂東急ビルは、赤坂にふさわしいさまざまな機能を備え、1969年9月12日に竣工、ピンクと白のストライプが特徴的な外観から「軍艦パジャマ」と呼ばれ大きな話題を集めました。結婚式場などを備えた赤坂エクセルホテルや飲食店などが多数入居し、多くのお客様に来訪いただき、閉館に関しては惜しむ声を多数頂戴しました。
 今後の同敷地の利用に関しては、東急不動産赤坂ビルの歴史やイメージを継承し、より一層地域の皆様に愛される施設をめざしてまいります。

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