東急不動産について

INFRASTRUCTURE & INDUSTRY

物流施設

Eコマースの拡大に伴い、先進的な物流施設のニーズが高まっています。当社は2017年、物流施設開発事業に参入しました。これまでに培った総合不動産開発の実績とノウハウを活かして、物流効率化という社会ニーズに応えていきます。また、今後は冷凍冷蔵特化型物流施設やローカル5Gを活用したスマート物流施設など、次世代物流センターの開発にも取り組んでいきます。

明日の社会を支えるロジスティクス

「社会の発展を支える、東急不動産のロジスティクス」をコンセプトとするロジスティクス施設「LOGI'Q」は、施設にかかわるすべての人・事業者・地域・社会全体に価値ある社会インフラづくりをめざします。

LOGI'Q

新しい働き方を実現する共用空間

物流施設のイメージを変える「サステナブル・ロジスティクス」

物流施設のイメージを変える「サステナブル・ロジスティクス」
LOGI'Q三芳

休憩時に体を動かせる健康遊具を備えた広場や、リアルな自然音で安らげる音響空間など、働く人を主役にし、心身を癒せる空間を随所に配置しています。また、安心安全を追求しながら、地域に溶け込むデザインで、長く愛される施設をめざします。

施設内には「新しい働き方の提案」をコンセプトに、働く人のモチベーションや生産性を高める仕掛けをふんだんに取り入れました。東急スポーツオアシスとのコラボレーションによる「ちょいトレパーク」は、単に広場に遊具を置くだけではなく、仕事に疲れた身体への癒しや、健康づくりを実現できるよう、ジムの要素を加えました。

使用電力のグリーン化

物流施設に再エネ100%電力「ReENEグリーンエネルギー」

LOGI'Q(ロジック)に入居するテナント企業、およびその荷主企業等向けに、再エネ100%電力である「ReENEグリーンエネルギー」を活用した環境負荷軽減サービスの提供を行っています。LOGI'Qシリーズでは今後、物流施設屋上にオンサイトPPA契約という契約方式を通じて太陽光発電設備を設置し、そこで発電した生グリーン電力を当該施設内で活用するほか、当社が全国で展開する再生可能エネルギーの発電所で発電した再生可能エネルギー100%電力を共用部・専有部へ供給いたします。また、「CASBEE」*¹や「BELS」*²、「ZEB」*³など様々な認証評価への取り組みも実施しております。こうした環境を活用し、テナント・荷主企業向けに再エネ100%電力価値を提供できるサービスなどの取組を進めてまいります。

※1CASBEE:国土交通省主導のもと、一般財団法人住宅・建築 SDGs 推進センターにより開発された建物の総合的な環境性能を評価し格付けをする手法。省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建築物の品質を総合的に評価するシステムとなっている。

※2BELS:国土交通省による「非住宅建築物に係る省エネルギー性能の表示のための評価ガイドライン(2013)」に基づき、第三者機関が建築物の省エネルギー性能の評価および表示を適確に実施することを目的として開始された制度。

※3ZEB:「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル」の略称で、先進的な技術の採用による大幅な省エネ化、再エネを導入することにより、エネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物。

物流施設に再エネ100%電力「ReENEグリーンエネルギー」

物流施設のスマート化

スマート物流の取り組み

不動産に最新のデジタル技術を活用することで、お客さまやテナントさまにとって、より便利で快適な空間・体験を提供します。ローカル5G環境の物流倉庫への導入、デジタル化や自動運転・遠隔操作の推進などにより、ロボットを活用した未来の物流施設をめざします。

スマート物流の取り組み