東急不動産について

INFRASTRUCTURE & INDUSTRY

空港コンセッション

空港コンセッションとは、民間事業者が空港の経営を一体的に行うものであり、効率的な運営や航空ネットワークの充実・強化、地域の活性化を図ることを目的としています。

東急グループでは、国が管理する空港の運営を民間委託する「空港コンセッション」に積極的に取り組んでいます。当社は、国管理空港民営化第1号案件となった「仙台空港」の運営に、コンソーシアム(企業連合)の一員として参画しています。

国管理空港初の運営委託 「仙台空港」

2016年7月、東急(株)および当社を含む7社で設立した「仙台国際空港株式会社」が、仙台空港の運営事業を開始しました。国内初となる国管理空港の民営化(コンセッション方式)です。東急グループ内外の力を結集させ、地域とともに、東北エリアの交流人口を増やし、地域経済の活性化に貢献していきます。

国管理空港初の運営委託 「仙台空港」

運営体制

東急(株)、前田建設工業、豊田通商、東急不動産、東急エージェンシー、東急建設、東急コミュニティーが出資しました。エアラインの誘致、利用促進活動に関しては、今後も地元自治体・経済界と協働していきます。

仙台空港での取り組み

商業運営改善とリニューアル

当社の商業施設運営ノウハウを活用し、直営店における取扱商品の改善(東北商品の拡充)、商業テナントの見直しを実施。1階到着フロアをリニューアルし、アライバルカフェ誘致、インフォメーション機能の拡充、シンボル設置、ランニングステーション設置などを行いました。

商業運営改善とリニューアル

空港の利便性向上

観光案内機能の増強、Wi-Fi機器レンタル店やマッサージ店の誘致、サイン計画の見直しなどを行っています。また、非旅客の来館促進施策として、イベント拡充や展望デッキ無料化などに取り組んでいます。

空港の利便性向上

空港の脱炭素化推進

空港内のお客様用駐車場にカーポート型太陽光発電所を設置(2023年4月稼働開始予定)本発電所にて発電した全ての電力は、仙台空港旅客ターミナルビルにて利用(ビル全体消費電力量の約2割※)するとともに、カーポートの建設により、空港ご利用者様の利便性の向上を図ります。
※2021年度実績を前提

空港の脱炭素化推進

旅客数の増加

国内線旅客数は、2017年度から2019年度まで3期連続で過去最高を更新しました。また、国際線は台湾線を中心にインバウンド需要を取り込み、2019年度の旅客数は民営化前の2倍以上となりました。

旅客数の増加

地域貢献の取り組み

地元の公園遊具新設や集会場の暖房整備を行っています。また、地元で人気のお店や東北の食材を味わえるレストランを誘致したり、日替わり・週替わりで地元名産品の催事を行うなど、旅客だけではなく、地元の方にも喜んでいただけるさまざまな取り組みを積極的に行っています。

地域貢献の取り組み