株式会社チャーム・ケア・コーポレーション(本社:大阪府大阪市、代表取締役会長 兼 CEO:下村 隆彦、以下「チャーム・ケア」)は、従業員の長期雇用実現のため、東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:星野 浩明、以下「東急不動産」)と株式会社AYUMI BIONICS(代表取締役:田脇 裕太、以下「AYUMI BIONICS」)が企業・自治体向けに提供する「健康づくりサービス」の1つ、健康管理システム「AYUMI Scan・AYUMI Board」およびそのフォローアップとして運動プログラム“ラクティブ”(以下、総称して「本サービス」)を導入しましたのでお知らせいたします。本サービスの活用により、特に中高年従業員の転倒リスクを含む心身機能の評価と予防を強化し、健康に長く働ける職場環境の実現を目指します。
■介護業界の現状と導入の背景
介護業界を取り巻く雇用環境は厳しさを増しており、介護サービスの提供を担う人材の不足は、今後さらに深刻化すると予想されています。また、高年齢労働者の増加に伴い、労働災害に占める60歳以上の割合が過去最多を更新するなか、厚生労働省が定めた「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン(エイジフレンドリーガイドライン)」に則り、高年齢労働者の身体機能低下の把握と労働災害防止に努めることが求められています。
このような事業環境において、介護付有料老人ホームを中心に全105ホーム(首都圏50・近畿圏55、2025年5月1日時点)を運営するチャーム・ケアでは、65歳までの定年延長や、AIを活用した各種先端機器導入による介護DX推進に加え、介護職員の選択的週休3日制度導入に向けた実証実験を行うなど、従業員一人ひとりが健康に長く働けるよう、様々な取組みを展開しています。
この度、チャーム・ケアが、中高年従業員の健康維持促進・労働災害防止の対策を検討する中で、東急不動産がAYUMI BIONICS※とともに企業・自治体向けに提供する「健康づくりサービス」を活用できると考え、導入に至りました。
※同社は慶應義塾大学のベンチャーキャピタルである“慶應イノベーション・イニシアティブ”から出資を受けて設立された企業であり、代表の田脇氏は経済産業省が推進する2019年度の未踏スーパークリエータに認定されています。
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