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vol.10

2016.04.19

プロジェクト・ノート #004 渋谷再開発・渋谷駅桜丘口地区

渋谷の街に「住む・働く・遊ぶ」がすべて揃うエリアをつくる
2023年度竣工予定

100年に一度とも言われる渋谷駅周辺の再開発。渋谷駅南西部に広がる2.6ヘクタールの広大な敷地では、渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業が進行中です。
グローバル対応の生活支援施設やベンチャー育成を図る起業支援施設など、住・働・遊を兼ね備えた施設群で、ハードとソフトの両面から渋谷の国際競争力を強化します。2023年度の開業に向けて本格始動した、都市再生の一翼を担う大型プロジェクトの一端をご紹介します。

プロジェクト・データ

事業名称 渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
施行者 渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合
所在地 東京都渋谷区桜丘町、道玄坂一丁目、各地内
延床面積 約254,830m2
建物規模 A街区 地上39階、地下4階
B街区 地上29階、地下2階
C街区 地上4階
用途 事務所、店舗、住宅、教会、駐車場等
竣工 2023年度竣工予定

プロジェクト・サマリ

渋谷駅南西部一帯の動線をつなぐ

本計画は、渋谷駅中心地区の都市基盤整備を完成させる重要なプロジェクトです。先行して再開発が進む周辺地区と連携し、立体的な歩行者動線「アーバン・コア」を整備するほか、都市計画道路や地下車路ネットワークを整備し、街の利便性・快適性・安全性の向上を図ります。これにより、桜丘地区後背に広がる丘陵地と渋谷駅をバリアフリーアクセスでつなぎ、地形の高低差や鉄道・幹線道路による地域の分断を解消します。

国際都市「渋谷」を代表する複合施設へ

国際競争力の強化に資する都市機能の導入が、本計画の要です。魅力ある商業やオフィス空間の創出に加え、マンションを併設して居住環境の充実を図ります。同時に、多言語対応の国際医療施設、サービスアパートメント、子育て支援施設など、グローバル対応の生活支援施設を整備。クリエイティブ・コンテンツ産業の拡充を図るため、起業支援施設も計画し、産学連携による「渋谷発・ベンチャー」の育成で、東京そして日本の活性化に貢献していきます。

防災機能の強化

再開発事業としてエリアマネジメントを担う本計画では、街の防災機能の強化にも積極的に取り組みます。施設内に帰宅困難者の一時滞在施設、一時滞留スペース、防災備蓄倉庫を整備し、災害時の街の安全・安心を守ります。
また、自立性の高い電源として、コージェネレーションシステムや非常用発電機を導入するなど、施設全体で万が一の事態に備えます。

  • 8.働きがいも経済成長も
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 10.人や国の不平等をなくそう
  • 11.住み続けられるまちづくりを

東急不動産ホールディングスグループは、2015 年に国連サミットで採択された2030年までの「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献しています。持続可能な世界を実現するための17の目標のうち、取り組む項目を定め、SDGsを起点にサステナブルな社会と成長をめざします。
本プロジェクトにおいては、上記の目標の達成に寄与するものと考えます。