「Shibuya Sakura Stage」は、日本を代表するターミナル駅である渋谷駅に隣接し、代官⼭や恵比寿へのアクセスも良く、オフィス・商業・教育・⽂化施設のほか住宅等の多様な機能が立地する桜丘に誕生します。2022年9月に上棟し、2023年11月竣工、その後、オフィスや商業、サービスアパートメントや国際医療施設などの国際競争力の強化に資する都市機能などは順次開業し、それらがおおむね出そろう2024年夏にまちびらきイベントを実施する予定です。


LARGE-SCALE PROJECT
「Shibuya Sakura Stage」は、日本を代表するターミナル駅である渋谷駅に隣接し、代官⼭や恵比寿へのアクセスも良く、オフィス・商業・教育・⽂化施設のほか住宅等の多様な機能が立地する桜丘に誕生します。2022年9月に上棟し、2023年11月竣工、その後、オフィスや商業、サービスアパートメントや国際医療施設などの国際競争力の強化に資する都市機能などは順次開業し、それらがおおむね出そろう2024年夏にまちびらきイベントを実施する予定です。
1998年10月に旧再開発準備組合を設立し、約25年の歳月を経て、450人を超える借家人や約120人もの地権者といった多くの権利者の方々の想いを紡ぎ、その想いを形にしてきました。2008年に再開発準備組合を設立し、2014年6月に都市計画が決定され、2015年9月に市街地再開発組合の設立が認可されました。
多数の地権者と将来の桜丘のまちをいかに楽しく魅力的なものとするか、他に類例のない桜丘のまちづくりの理念について議論を重ねてきました。
また、地権者以外の地元のみなさま、行政等、多くの関係者とも協議・調整を図り、これまで着実に事業を推進し、2018年10月の権利変換計画認可を経て、2019年5月より新築工事を開始しました。
施設名称の決定に合わせて、A街区の名称を「SHIBUYAサイド」、B街区の名称を「SAKURAサイド」に決定しました。「SHIBUYAサイド」に建設中のA1棟は「SHIBUYAタワー」、A2棟は「セントラルビル」、「SAKURAサイド」に建設中のB棟は「SAKURAタワー」、そしてB先端棟は「SAKURAテラス」と名付けました。
渋谷の中心にありながら、落ち着きとにぎわいが融合する桜丘は、東京オリンピックの開催にともない国道246号が開通し渋谷駅と分断されていましたが、その一方で、飲食店、音楽・⽂化施設、住宅などがひろがり、多様な人々が集まることで、独自の⽂化をはぐくんできました。
今回、「Shibuya Sakura Stage」の開発にあたり、かつて渋谷の中心の一つであった渋谷駅桜丘口(駅の改札口)を復活させ、駅や周辺地区を結ぶ多層の歩行者ネットワークを整備することで、働く人、暮らす人、訪れる人といった様々な人の拠点づくりを進めるとともに、代官⼭や恵比寿といった後背地への接続も実現します。
周辺地区とのつながりの回復やグローバル化に対応した機能・仕組みの充実により多様な人々を受け入れます。また、子どもが遊べる⽔膜や緑あふれる広場に菜園を整備し、広場の演出や継続的なイベント実施などを通じてにぎわいを創出し、「めぐり歩いて楽しいまち」を目指します。
渋谷駅隣接という稀有な立地においてオフィスや商業施設に加え、渋谷駅中心地区では、唯一住宅が共存することによって、「働・遊・住」のすべてをシームレスにつなぎ、多様な世代が住み、訪れる、活力のあるまちを目指します。
先行する渋谷駅中心地区の都市機能と連携し、渋谷駅周辺で不足する生活環境の課題を解消しながら、国際競争力をさらに強化する機能として生活支援施設を整備します。渋谷のまちを訪れる外国人ビジネスパーソンやその家族が滞在しやすい生活環境の実現を目的とし、サービスアパートメント、子育て支援施設、国際医療施設を導入します。また、交流促進機能・情報発信機能・各種手続きの支援機能を有する起業支援施設を導入することで、渋谷のクリエイティブ・コンテンツ産業の更なる充実や国際競争力の強化を図ります。
街区再編や老朽化した小規模建築物の共同化等による防災性の向上をはかるとともに、災害時の情報発信等による安全安心な地区を形成します。備蓄倉庫の設置や一時滞在可能な空間を確保することにより、帰宅困難者対策を講じ、災害に強いまちづくりを推進します。
憩いの空間となる緑豊かな広場の整備をはじめとするヒートアイランド対策として地上、屋上、壁面等を活⽤した立体的な緑化を推進するとともに、太陽光発電等の自然エネルギー利⽤等の環境負荷低減に取り組みます。